UNDERTALEの楽曲が物語との親和性が高いのは、ライトモティーフという技術が使われているから。

UNDERTALEのネタバレを含む内容ですので、まだ未プレイの方やこれからプレイする予定の方は、ここでブラウザバックしてください。

ただ、全クリした後に読んでいただけたら、きっと幸せになれますので!お見知り置きください。






































この考察には度肝を抜かれました。Toby Fox氏は天才だと再認識しましたし、この考察をなさったFeral Phoenixさんもまた天才ですね。

自分は学生時代にオペラの合唱やソリスト(独唱者)として活動したこともあり、「ライトモティーフ」には馴染みがあるのですが、恥ずかしながらその真意は初めて知りました。

参考:
ライトモティーフ - Wikipedia

オペラには各キャラクターをイメージするメロディーがあって、それらの組み合わせで歌劇が構成されています。

登場人物の感情や心境の変化を、ライトモティーフとメロディーの変化(転調やテンポ・リズムの変更)などによって、緻密に表現されているんですよね。

UNDERTALEはこのライトモティーフを使って、楽曲と物語の一体感と物語の真相を表現しています。

中でも6分22秒の大曲である『Undertale』は、Feral Phoenixさんの記事と合わせて聴くと本当に感動します。

Undertale

Undertale

  • Toby Fox
  • サウンドトラック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

「良い曲」だけにとどまらず、楽曲でしか語られない物語の真相まで含ませているなんて…。

ため息が出るほど、お洒落で天才的な演出です。

やっぱりToby Fox氏は天才ですし、これに気づいて素敵なイラストと共にアウトプットしてくれたFeral Phoenixさんも天才ですね。最高です。

うーん、UNDERTALEは知れば知るほど好きになっていきますね。ってかもう愛しています。

多くの人にプレイして欲しい名作ですよ。

物語の奥深さや魅力的なキャラクターと並んで、楽曲の美しさもピカイチです。

ちなみに自分は初見で『Ruins(日本語タイトル:いせき)』を聴いた瞬間に、このゲームとの恋に落ちました。16分音符の使い方がキレイすぎて…。

Ruins

Ruins

  • Toby Fox
  • サウンドトラック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes