読み手は「読解力」が必要で、書き手は「理解力」「語彙力」が必要

「いい意味で勉強していない」とは謎理論ですよね。

どんな分野でも、勉強不足は悪い意味しかないですから。

勉強して本質を心得ているからこそ、誰にでも分かる言葉を選ぶことができるんです。

英語が話せない人は「英語なんて話せなくても〜」と言いますが、英語が話せる人はそんなことは言いません。

「いい意味で勉強していない」という言葉の発端は、勉強不足の本人だと思っています。

無能ゆえに、何もしない・何も持っていない・何もできない自分を正当化します。

そして、多くを持っている人や、多くを手に入れようとする人をディスります。

まさに負け犬の構図ですね。

分かりにくい文章は「何のことを言ってるか」すら分からない

Twitterをやってると、分かりにくい文章を書く(理解力や語彙力のない)人の傾向が掴めてきます。

その1つとして、理解力や語彙力のある人とない人のツイートでは、ある決定的な違いがあります。

  • 何を言ってるか分からないけど、何のことを言ってるかは分かる
  • 何を言ってるか分からないし、何のことを言ってるかすら分からない

どっちがどっちか分かりますか?…分からないわけないか。

言うまでもなく、前者が理解力や語彙力のある人で、後者がない人です。

本来TwitterというSNSは、短い文章でいつでもどこでも誰でも「気軽に」発信できるのがウリです。

そのため、別に専門用語を使いまくっていようが、何を言っているか分からなかろうが、本人が楽しくツイートできていれば、それでいいんです。全く問題ありません。

ただ、その「気軽に」の中に無意識的な配慮があるかどうかで、その人の理解力や語彙力はある程度は判断できます。

理解力や語彙力のある人は、無意識的に以下の思考が働きます。

  • 主語を入れて何の話題なのかを明確にしよう
  • 画像を添付して何が起こっているのかを明確にしよう

たとえばスプラトゥーンの話題をツイートする時に専門用語(キャラや武器の名前など)だけを並べたら、プレイしたことがない人には何を言っているかサッパリです。

しかし、ツイートの中に「スプラトゥーン」という文言(主語)があったり、ゲーム中のスクショなんかが貼ってあればどうでしょうか。

そう、プレイしたことがない人でも「スプラトゥーン」の話をしていることは理解できるんですよ。

「何のことを言ってるかは分かる」人と「何のことを言ってるかすら分からない」人の差は、こういう配慮に表れます。

無意識の中には、その人の本質が表れます。

無意識的にできるのは自分の能力として定着している証拠ですし、逆に無意識的だとできないことは、自分の能力ではないとも言えます。

それゆえに、気軽に発信した日常系ツイートの文章が分かりにくい人は、普段から分かりにくい文章を書く人であり、理解力や語彙力のない人ということが伺えるんですよね。

そういった(日常的に具体性のないツイートをしている)人と実際に会って話してみると、これがよく分かります。

自分の発言の意図とは異なる解釈をして会話をあらぬ方向に進めたり、見当違いな返答があったりなど、なかなかカオスな状況になることが殆どなんですよね。

スプラトゥーンの話題であれば、ゲーム内で登場する用語ばかりを並べるだけではダメです。

気軽にツイートできるとはいえ、フォロワー全員に向かって発信するのは揺るぎない事実なわけですから、より多くの人に伝わるように配慮することは、当たり前のネチケットでしょう。

インターネットでの発言は自由であると同時に、不特定多数の人に向けて発信することでもあります。それにはもちろん責任が伴います。

自由を履き違えて分かりにくい文章を発信することは、読み手に失礼です。

感情に任せてそういう文章をアウトプットしたいのであれば、スマホのメモ帳にでも書き殴っておいてください。

めんどくさがって「じゃあフォロー外せよ!」ってのは通用しません。フォロワーは分かりにくい文章を読むためにあなたをフォローしているわけではありません。

あなたが「じゃあフォロー外せよ!」と思うように、フォロワーは「じゃあメモ帳にでも書いとけよ!」と思うわけですよ。

SNSの特性と発信する内容をよく理解して、豊かな語彙力を持って、その上で気軽にツイートしましょう。

それができないと、いつでもどこでも誰にでも「何言ってんだこいつ」と思われてしまうのがオチです。

最後に

仮に彼らがこの記事を読んでくれたとしても理解力がないので、自分に対して言われていることすら認識できないかもしれませんねぇ…。切ないなぁ。