上司「飲み会も仕事のうちだ!」→じゃあ何で給料でないの?
「飲み会も仕事のうち」と豪語する上司にお困りでしょうか?
それ、すごく分かります。飲み会なんてクソの役にも立たない割にリソース(時間とお金)を浪費してしまう、悪しき風習ですからね。
一度飲み会に参加したら最後、2〜3時間は消耗し、さらに数千円を巻き上げられます。まさに人生の損失です。
それに「仕事のうち」とか言う割には、給料が出ないのはもちろん、会費も経費じゃなくて個人負担とかねぇ…。んあ、ブラック企業ッ!
…え?「人脈を広げるには飲み会だ!」「宴会での気遣いがビジネスに生きるんだ!」だって?
いや、それ、別に飲み会じゃなくて良くね?
むしろ、それって飲み会だと非効率じゃね?
そんな古くさい飲み会至上主義者に立ち向かうべく、今回は「仕事上の飲み会」についての意見を書いていきます。
飲み会でいくら丁寧に挨拶しても翌日には忘れられてしまう
飲み会の意義として「親交を深めるため」「お偉いさんに覚えてもらう(コネを作る)ため」がよく挙げられます。
確かに会食を通して親交を深められるのは事実ですが、多人数が集まる飲み会ともなれば、話は別です。
まず、親交を深めようとしても周りがガヤガヤうるさいので、まともな会話はできません。
また、コネを作ろうとしても皆がこぞってお偉いさんに挨拶しに行くので、よっぽど印象に残るようなアピールをしない限り、翌日には忘れられてしまいます。アルコールの力も相まって。
そう、どう考えても飲み会で「親交を深める」「コネを作る」のは、圧倒的に非効率なんですよね。
そもそも、本当の意味で「親交を深めたい」と思っている人たちは、プライベートで勝手に飲み会に行ったり遊びに行ったりしますからね。
証拠として、自分は今週末(休日)に、所属している会社の中でも特に仲が良い先輩方と一緒に、馬刺しや馬焼肉を食べに行きますからね。
少人数(自分含め3人)なので全員が同じ話題でたくさんお話しできて、仲良し度は急上昇。「親交を深める」という観点では、大人数の飲み会よりもはるかに効率的ですよね。
それに、本気で「コネを作りたい」と思っている人は、人脈を広げてコネクションしたい人を紹介してもらったり、自分の能力を底上げして実力でアピールしますからね。
非効率的な飲み会を勝手に用意されて参加を強いるとか、余計なお世話なんですよ。マジで。
気遣いなんてデートで補完できる
気遣いなんて、デートに行けば自ずと身につきますよ。
飲み会に行かずにデートに行きましょう。考えるまでもなく、そっちの方がはるかにエキサイティングですよね?
飲み会に行かなかった分、浮いたお金でご飯を奢ってあげて、浮いた時間でもっと長く一緒にいてあげましょう。
「飲み会に参加しない奴は出世しない」とか、本質を見抜けていないにもほどがある
飲み会至上主義者は「飲み会に参加しない奴は出世しない」といった価値観を持っている人が大多数です。
当たり前のことですが、敢えて言います。飲み会に参加しなくても、営業力やマネジメント能力など、出世するために必要なスキルを持っている人は、たくさんいます。
自分が飲み会至上主義者だからといって、飲み会に参加したか否かで能力の有無までを判断しないでいただきたい。
常識的に考えて、業績とか勤務態度とか、他にも評価する基準はあるでしょ…。むしろ、通常はそっちが本質のはずなんですが。
まさに価値観の押し付けや、同調圧力ってやつですね。マジでキモいです。それが許されるのは、通常放送のドラえもんのジャイアンくらいです。
管理職や役員がこういった価値観を持っている会社は、いずれ破綻するでしょう。
個人の能力や特性を考慮するのではなく、「飲み会でてるから昇格!」「ゴルフやってるから昇格!」と、とにかくエモい人事を繰り返した結果、ポンコツな経営陣が完成しますからね。
飲み会至上主義な空気感のある会社は大抵そんな感じだと思うので、心当たりがある方は早めに見切りをつけた方がいいかもしれませんね。
最後に:会社の飲み会は行きたければ行けばいいし、逆も然り
「飲み会も仕事のうちだ!」という発言は全て嘘っぱちです。上司の言葉に惑わされないでください。
給料は出ないんだし、会費は個人負担だし、定時以降なんだから、普通に考えたらそれは「定時後のプライベートな時間」に他なりません。
「仕事のうちだ!」とか豪語するなら、飲み会の時間は残業代を出して、会費は会社負担にしてくださいな。
そうなったら、我々も仕事として真剣に飲み会に取り組みますよ。
それか、「あの人が参加するならぜひ自分も参加したい!」と思われるようなカリスマ性を養ってから出直してください。
そうならないうちは、家でゲームしてた方が100倍楽しいので、飲み会には参加しません。お先に失礼しまーす。