歳の数だけ戻りたい過去が生まれる
個人的には、あー20代になりたいなぁと思う夜でした。年齢なんて関係ないよとか気軽に言う人間に、回し蹴りを食らわしたいくらい、個人的には、あー20代になりたいなぁと思う夜でした。現場からは以上です。もうすぐまた仕事だし、寝て起きても40代なので、観念して生きます。ままならないなぁしかし、
— 燃え殻 (@Pirate_Radio_) 2018年7月24日
燃え殻さんのツイートは今日も美しいです。
歳をとるたびに、若かりし頃の自分を愛おしく思うものなのかもしれませんね。
自分はまだギリギリ20代なのでほぼないに等しいものの、年齢的な意味での「たられば思考」が増えてきたことを実感しています。
「いま小学生だったら」
「中学生だったら」
「高校生だったら」
「大学生だったら」
この辺りは全て通過しました。
そして今後もその頻度は高くなり、バリエーションもさらに豊かになっていくことでしょう。
歳の数だけ、戻りたい過去が生まれます。「歳をとる」って、そういうことなんでしょうね。
「20代だったら」
「30代だったら」
「40代だったら」
「50代だったら」
今後はこいつらも手札に加わっていくんですね。うーむ。
過去ではなく「今」を生きる
生きている限り、歳をとることには抗えません。
だからこそ「年齢なんて関係ないよ」と気を張って生きていたいものですが、燃え殻さんのように、ふとしたきっかけで切ない気持ちが芽生えてしまうんでしょうね。
でも、それって切ない反面、幸せなことでもあります。
そもそも、今この瞬間まで病気や事故で死なずに生きてこれたことは、とても幸せなことです。
さらに、「あの頃に戻りたい」「あの頃はよかった」と思える過去があるわけですから。悲惨な過去を過ごしていたら、そうは思えませんからね。
しかし、「あの頃」ばかりに目を向けていたら、何も進歩しません。
時代に合わせて進化していくために、我々は常に「あの頃」以上の人生を歩まなければなりません。
人は誰でも、人生最高の瞬間が「今この瞬間」であり続けるために、過去ではなく「今」を生きる必要があります。
過去を振り返ることなんて、いつでもできます。そんなのはどうしようもなく暇な時だけで充分です。
むしろ「あの頃」を思い返す暇がないくらい最高の「今この瞬間」を手に入れれば、間違いなくハッピーですよね。
「20代もよかったけど、今が一番幸せ」。心の底からそう思えるおじさんになるために、今日も明日もがんばりましょう。