その「思い出しイライラ」も、いずれは時間が洗い流してくれるよ

「思い出しイライラ」とは、秀逸な表現ですよね。

皆さんは、身近に気に入らない人がいて、家に帰った後や寝る前なんかにもその人の行動や言動を思い返してしまい、イライラしてしまった経験はありませんか?

もちろん、自分もあります。恋をしているかのように、四六時中「ムカつく!」「なんだよチクショー!」って考えちゃうんですよね。

「考えなければいい」なんて無責任なことを言ってくる人もいますが、「それができれば苦労しねぇよ!!」って話です。

自分の意思とは反対に、考えたくもないのに勝手に脳裏によぎっちゃうんですよね。勘弁してよ…。

ムカつくことを自動で洗い流してくれる「時の流れ」は偉大

ただ、そんな自分でも「思い出しイライラ」をしなくなることができました。

具体的に言うと、冒頭で紹介したF太さん(ひらめきメモ)のツイートの通り「腹立つ人から距離をおく」を実践して長い年月が経った時に、「思い出しイライラ」は収まりました。

時間と共に「思い出しイライラ」する頻度は少なくなりますし、そもそも思い出してもイライラしなくなるんですよ。

腹が立つ対象から距離を置くことで新たなイライラが積み重ならないようにすれば、「イライラ度」はそこで頭打ちです。

そうなればしめたもので、そのイライラは時間と共に風化して洗い流されていき、やがてゼロになります。

その結果、思い出しても別になんとも思わなくなるんですよね。

「自分の考え方を変える」「考えないようにする」といった対策は、『臭いものに蓋』の原理です。

自分を変えたところで、そもそもの原因を放置していることに他ならないので、根本的な対策にはなりません。

だからこそ、「距離を置く」という具体的な対策が必要だということを、実体験を基に痛感しています。

イライラの根元からは、確実に距離を置きましょう。そうすれば、後は時間が経てば勝手に解決します。

大丈夫、忘れることはできなくても、イライラしなくなることはできるんですよ。

まとめ:イライラしないのは無理だから、まずは距離を置いて時間が洗い流してくれるのを待とう

「考えなければいい」なんて無責任なことを言ってくる人の意見を鵜呑みにすると、イライラしないように意識しすぎてかえってイライラが増してしまうので、やめた方がいいです。

イライラすることを考えないようにするような「臭いものに蓋」の原理では、根本的な対策になりません。

物理的に距離を置いてイライラの根元から離れることでこれ以上イライラを積み重ねないようにして、後は手持ちの「イライラ」が風化するのを待てばいいんです。

って言っても新たな環境に行けばまた新しい「イライラ」があったりするものなので、その度に居場所をコロコロ変えていけるような行動力が必要なんですよね。