結果や成功体験は、たぶん「褒められる」ことでしか認識できない
子供の気持ち。 pic.twitter.com/siv8hds6Qn
— うた (@joker_masiro) 2018年6月29日
「子供が朝から勉強して、褒めてもらえると思って親に報告したらもっとやれと怒られて泣いた」という話がめちゃくちゃリツイートされていて、この話に共感や同情した皆さんは、紙面やSNSで作品をアップしているクリエイターたちにも、ぜひ同じ気持ちで接してあげてください。
— たられば (@tarareba722) 2018年7月1日
たぶん人間は誰でも、幼いことからずっと「褒められる」ことでしか結果を実感できないし、成功体験を積むことはできないんですよね。
ほとんどの人は誰かに「褒められる」ために行動しているはずです。
もちろん、言葉だけの話ではありません。
たとえば、自分の仕事や作品にお金を使ってもらう、SNSをフォローしてもらう、メディア(ブログやYouTubeなど)にアクセスしてもらう、なども、全て「褒められる」に値します。
つまり人が「褒められた」ことを認識するのは、「脳の報酬系に作用する事象」に出会った時、ということになりますね。
褒め上手は優秀な証拠
個人的に今まで出会ってきた人の中では、他人を褒めることが上手い人は優秀な人であることが殆どでした。
(褒めるのは上手でも付き合いが長くなってくるとクソ本性をさらけ出してくる詐欺師的な人も多いですが)
優秀な人は成功体験(褒められた経験)が豊富なので、「褒められる」ことによるメリットを熟知しているからこそ、的確に他人を褒めることができます。
また、あらゆる面で余裕があるので、素直に人を褒めることができます。
対して無能な人は、成功体験が乏しくてお金の使い方もヘタなので、あらゆる面で余裕がありません。
そのため、懐も心も貧しくなってしまうんですよね。
お金を稼ぐ力がないので「ドケチ」になり、それによって心も痩せてしまうので、他人の幸福を妬んで不幸を喜ぶような、卑しい人間になってしまいます。これ、資本主義の闇ですね…。
こういう人は世の中にありふれているし、もちろん自分の周りにも、(予備軍を含め)たくさんいます。
お金はお金があるところに集まるのと同じで、貧窮は貧窮があるところに集まります。
豊かな人はどんどん豊かに。ケチな人はどんどんケチに。皮肉なものですね。最高です。
伝えないと想いは届かない
何度でも言いますが、思いは伝えないと絶対に届きません。
もし羽生結弦さんが大会やオリンピックに出場する気がなかったら、国民栄誉賞なんて受賞することはなく、今頃ただのスケートが上手い一般市民でしょう。
もし自分にブログを書く気がなかったら、この思いがあなたに届くことはなかったでしょう。
それと同じで、あなたが「思っている」ことを相手に伝えなければ、その思いは相手に届くことは永遠にありません。
「思っている」だけでは、相手は「何も思われていない」と捉えてしまいます。無関心が一番つらいのは、周知の事実です。
応援する気持ちが少しでもあるなら、「思ったことを伝える」努力をしましょう。余計なことは考えなくていいです。思ったことを率直に伝えて、相手を褒めてあげましょう。
想いを伝えて褒め上手を目指そう
他人を褒めるのが苦手な人は、好きなクリエイターや身近な人の活動に、SNSでレスポンスするクセをつけましょう。
具体的に言うと、彼らの活動に対する投稿に少しでも心がときめいたら「いいね!」するだけの簡単なクセづけです。簡単でしょ?ワンタップだし。
それだけでクリエイターはメチャ勇気付けられます。1つでも「いいね!」があれば、誰かに関心を持ってもらえていることを実感できますからね。
ただぼーっとタイムラインを眺めるのは、はっきり言って時間の無駄です。
インプットするだけで満足して、アウトプットせずに心の中で情報や感情を放置して腐らせている愚行です。
そんな無駄な時間を過ごすのではなく、好きなクリエイターや友達に愛をバラまいて感情をアウトプットしまくった方が、はるかに有意義だとは思いませんか?
「いいね!と思っている」だけでは何も伝わりませんが、「いいね!と思って『いいね!』する」ことで、「いいね!」と思った事実が相手に確実に伝わるんですよ。
ってことで、タイムラインに並ぶみんなの投稿には、積極的にレスポンスしましょう。
「いいね!」することに慣れてきたら、自分なりに褒め言葉を考えて、リプを飛ばしましょう。
これらを繰り返すことで、気づいたらあなたも「褒め上手」になっていることでしょう。
そしたら、自分のことも毎日褒めてください!もう自分で自分を褒めるのは飽きたよ…。
もちろん自分も「褒められる」ためにブログを書き、SNSを利用しているので。常に褒められたくてウズウズしています。