ポジショントークはただの言葉の暴力だから気にせずスルーすればいい

これは本当にその通りですね…。素晴らしい心がけです。自分もゆる〜い雰囲気の人を目指します。

確かにある界隈で力がある人の力がある言葉は、その界隈にいる人の心理的負荷を高めてしまいます。

たとえばギターのうまい人が「毎日弾かないとダメ」「俺は1日18時間弾いてる」「楽しくなければ向いてない」なんて発言したら、ギターを始めたばかりの人は尻込みしてしまいます。

そういうポジショントークって、実は言葉の暴力でしかないんですよね。

もちろん言っていることは正しいのですが、これからギターを始めようと思っている人とギターを始めたばかり人の心をブン殴っているのは事実ですから。

そもそもよっぽど運命的な出会いでもない限り、いきなり毎日長時間続けたり、努力を努力と思わないほど没頭することなんて無理ですよ。

多くの場合はやり続けていたらいつの間にかハマっていて、気づいたら寝食を忘れて毎日やっているものです。

ギターなどの楽器を練習したことがある方なら分かると思いますが、少し上達してきて曲が弾けるようになってきた頃に初めて「楽しい」と思えるじゃないですか。

あそこにいくまで、個人差はありますが数ヶ月〜1年は掛かるんですよ。自分の下手くそな演奏を延々と聞かなければならないあの期間を「楽しい」と思う人はいないはずです。

そう、ゼロからのスタートだと「楽しい」と思える境地に達するまでに、かなりの時間を要するんですよ。

そこに向かっている人に対して「楽しくなければ向いてない」なんて言うのはあんまりだと思いませんか?

ただでさえ始めたばかりで上達の遅さに心が折れかけているのに、上手い人にそんなことを言われてしまったら、簡単に心は折れてしまいます。

確かに「毎日弾かないとダメ」「俺は1日18時間弾いてる」「楽しくなければ向いてない」というのは力強くてカッコいいことを言っているように思えます。

しかしその発言の意図は自分の力を誇示したり、ライバルを蹴落とすために無意識的に行われているポジショントークであることを認識してください。

彼らは自分を良く見せることと、優秀な若い目を摘むことしか考えていません。

今はそういう声がSNSを通してあなたの目に入ってきやすい環境ですから、現代を生きるうえで彼らのポジショントークに負けない防御力を身につけることは必須ですね。

そういう発言に出会った時は、心の中で「へぇ〜、そうなんだぁ〜♪」とでも思ってスルーしましょう。その際は心の中でスネ夫のテーマ曲でも流しといてくださいw

スネ夫のテーマ(自慢するときに流れるテーマ)ORIGINAL COVER

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