自分ルールを押し付けてくる面倒くさいネット民たち

あなたは「自分ルールを押し付ける人」ではありませんか?

他人に何かを求めてイライラすることが多い人は、自ずと「自分ルールを押し付ける人」になりがちですよ。

与沢翼さんのお怒りはごもっともです。

面倒くさいネット民には色々とジャンルがありますが、その中でも「自分ルールを押し付けてくる人」の割合は非常に多く、その面倒くささは異常です。

SNSなど、不特定多数の人に届く場で発言をすると、こういう人に出会うことがあります。

投稿が有名人にリツイートされたり、バズったりすると、その確率はグンと上がります。

もちろん自分も、いわゆる「クソリプ」を彼らからブン投げられた経験があります。

20代前半の頃は血の気が多かったので、そのたびにブチギレて応戦していましたねぇ。嗚呼、懐かしや。ちなみに今は即ブロックorミュートできるほどに成長しました。

話が脱線してしまいましたが、今回は「自分ルールを押し付けてくる面倒くさいネット民たち」の特徴について解説していきます。

「こういう奴いるわw」と楽しんだり、「自分はその傾向あるのかな?」と物差し代わりにご活用いただけたら幸いです。

特徴1.客観的に物事を捉えられない

「自分ルールを他人に押し付ける」という行為は、客観的に物事を捉えられないことに起因します。

人それぞれ思考回路は異なるのに、自分以外の思考の存在を認められないから、彼らは自分の思考に忠実に行動します。

総じて「視野が狭い」んですよね。ミクロの視点でしか物事を見渡せていない。マクロの視点も駆使しないと、物事の本質にはたどり着けず、主観的な陥りやすいです。

もちろん、自分の意見を持つのは大切です。

しかし、世の中の動向や周りの意見も受け入れられるような心の広さも兼ね備えていないと、残念ながら「自分ルールを他人に押し付ける」人になってしまう恐れがあります。

冒頭で紹介した与沢翼さんのツイートの怒りの矛先のように、個人的な「成功や失敗の言葉の定義」を押し付ける行為は、「客観的に物事を捉えられない」からこそですよね。

自分の中の言葉の定義に忠実なだけで、他人の言葉の定義には見向きもせずクソリプを飛ばすのは、どう考えても「自分ルールを他人に押し付ける」悪行ですよね。

特徴2.自分の常識を他人にも求める

人間は、それぞれ趣味趣向が異なります。

たとえば自分はパクチーが大好きだったとしても、ある人は匂いを嗅いだだけで吐き気を催したりするものです。

そのくらい、人間の性質はそれぞれ異なるものなんですよ。みんなちがって、みんないい。人間の多様性ですね。

その「人間の多様性」を認められないのもまた、自分ルールを押し付ける人によくある傾向です。

「芸能人に興味ないなんてありえない」「W杯やってるのに日本代表を応援しないなんて非国民だ」とかいう戯れ言は、まさに典型例ですね。

これらは個々人の中にある「常識」を「世の中の常識」に置き換えて押し付ける、傲慢で自分勝手な言動です。

あなたが芸能人に興味があって、W杯で日本代表を応援するのは結構ですが、それを当然のように他人に求めるジャイアニズム的思考はいかがなものか、と思います。

ジャイアニズム~ナイトメアのくせに生意気だぞ~

ジャイアニズム~ナイトメアのくせに生意気だぞ~

特徴3.批判を全て「攻撃」「敵」とみなす

批判を全て「攻撃」と解釈したり、自分と意見が合わない人を「敵」とみなすのも、自分ルールを押し付ける人によくある傾向です。

批判されると即「攻撃された」「人格を否定された」と解釈する人って、よくいますよね。

彼らはガラスのハートなので、すぐ被害者ヅラします。

そもそも「批判」を「否定」と勘違いしているんですよね。「批判」を辞書で引いてみてください。

意見の誤りを正すため、またはその意見の内容や方向性をブラッシュアップするために行われるのが「批判」です。

多くの人は「批判」をネガティブに捉えていますが、本来的にはそうではないんですよね。

攻撃や否定ってのは、先にも書いたような「クソリプ」や、パワハラのことを言うんですよ。なんの脈絡もない暴言とか、高圧的な言葉づかいとかね。

そうやって批判を攻撃と解釈したり、敵とみなされてしまっては、まともな会話はできません。

「論点のすり替え」とも言えますよね。批判を攻撃や敵として定義して、会話や議論を本来の内容から逸脱させる、面倒くさいヤツです。

まとめ:あなたは「自分ルールを押し付ける人」ではありませんか?

今回は「自分ルールを押し付ける人」の特徴について解説しました。

「自分ルールを押し付ける人」の特徴

  • 客観的に物事を捉えられない
  • 自分の常識を他人にも求める
  • 批判を全て「攻撃」「敵」とみなす

これらに当てはまる人は、もしかしたら無意識的に自分ルールを他人に押し付けてしまっているかも?お互いに注意していきましょう。