コミュ障の多様性:大人数だと話題に入っていけない私たち

Jamさんのツイートにメチャ共感しました。

皆さんはいかがでしょうか?知らない人がたくさん集まる会は苦手ですか?

自分はというと、人と話をすること自体は好きなのですが、知らない人がたくさん集まる会は未だに苦手だったりします。

そのため、2〜3人の時は饒舌なのに、大人数の会では借りてきたネコのように静かになりがちです。

自分のようなタイプは「コミュ障」と揶揄されがちですが、それは間違っていないと思っています。

ただ、我々は人とコミュニケーションを取ることが嫌いなわけではないんです。少なくとも自分は、むしろ大好きです。

今回はそんなコミュ障のうちの1つである「大人数が苦手」タイプの人が、なぜ大人数が苦手なのか?について、自分のケースを踏まえて解説します。

大人数が苦手な人って、ちょっと不器用なだけなんですよ。それを理解して欲しいです。

初対面の相手との距離感を掴めない

人見知りとは、相手との距離感を掴むのが苦手な人のことだと思っています。

過度に緊張したり、気を遣ったりするからこそ、身動きが取りにくくなって相手との距離感を掴むのが難しくなってしまうんです。

「この質問や発言は失礼にならないだろうか?」と、ついつい考え過ぎてしまいます。優しい人に多いですよね。

ただ、これによって何も話せなくなってしまうのは、もったいないというか、問題ですよね。

世の中には自分の知らない面白い人や尊敬できる人に愛すべき人が、沢山いるんですから。人見知りではない人と比べると、人生を大幅に損してしまいます。

しかし、相手のことを考えずに歯に衣着せぬ質問や発言を繰り返すようなデリカシーのない人と比べたら、どちらが優れているかは言わずもがな、ですよね。

人見知りなあなたは、気を遣うことができて他人の傷みを思いやることができる、優しい人です。そこは自信を持ちましょう(自戒の意味も込めて)。

だからこそ思い切って、色んな人と沢山コミュニケーションを取っていきましょう。我々に足りないのはその「勇気」だけなんです。

人数が増えるほど平等に振る舞うのが難しくて黙ってしまう

先に書いた通り、「大人数が苦手」なタイプは異常なまでに気を遣います。

それ故に「周囲の目」を過剰に気にして、「他人からどう思われているか?」を常に考えてしまいます。

その結果、八方美人に振る舞ったり、黙り込んだりして、当たり障りないように過ごしてしまいます。

んで、そんな風にコミュ障を発揮していると良く思われないのも分かっているので、結局は大人数の会を敬遠するようになってしまいます。

自分も同じ趣味や仕事の人が集まるイベントやサークルに参加したい気持ちはあるのですが、これらの理由により、ビビってしまいます。

本当はHIUとか、ブロガーやプロゲーマーが集まるイベントとか、参加したいんですけどね。ビビって自分でブレーキを掛けてしまうんです。

…良くないですね。直さないと。がんばります。

自分が会話に割って入ったら迷惑かな?とヘンに気を遣ってしまう

「大人数が苦手」なタイプは自分を過小評価しがちです(自分含め)。

誰かと誰かが楽しそうに話していて、自分もその話題に入りたい!と思っても、「せっかく2人で楽しく話しているんだから、邪魔しちゃ悪いな」と身を引いてしまいます。

また、「自分の話なんて聞きたくないかもしれない」「自分とは話したくないかもしれない」と、「かもしれない」思考が無限ループしてしまいます。

そうそう、自分が発言した時に、他の誰かと被ってしまうことってありますよね?

あれも「自分の発言なんかで相手の発言を妨げてしまった」と思ってしまいます。あの時の空気がメチャ苦手ですね…。

結論:気を遣い過ぎて勝手に色々思い込むからコミュ障を発揮してしまう→良い意味で無神経に振る舞う努力をしよう

結局「大人数が苦手」なタイプのコミュ障にとっては、多くの人が集まる会は気を遣い過ぎて勝手に色々思い込んで寂しさが際立ってしまう苦痛な場所だったりします。

でも、これって自分で自分の首を絞めているだけなんですよね。

勝手に気を遣って、勝手に思い込んで、勝手に寂しくなっているだけです。

そういう優しさは素晴らしいことなのですが、それによって身動きが取れないのはもったいないですよね。

そこで、我々は敢えて「無神経」になる必要があると思うんですよ。

相手との距離を縮めるために本音で話してみたり、場を和ませるためにギャグを挟んでみたり。

余計なことを考えず、本能的に行動してみると、自分らしく振る舞えて楽しいですからね。

我々は本来「過剰に気を遣う」タイプなんですから、(自覚的に)無神経に振る舞っているくらいがちょうどいいんですよ、きっと。

たぶんこれを続けていれば、ある程度は「大人数が苦手」を克服できるのかな、と信じています。

本来的には苦手なので当然メチャ疲れますが、成長は痛みを伴うものなので、正常な反応なんだと思っています。

あ、でも本当に嫌だったら無理する必要はないですからね!

自分は自分にとっての「本当に欲しいもの」が、沢山の人が集まるイベントやサークルの中にある気がしていて、がんばっているだけですから。

あなたはあなたが最も輝ける場所で、がんばるのが一番ですよ。お互いに模索していきましょ。