いのちの名前

生物観察の鬼こと「おーちゃん」ですが、この動画を観てイメージがガラッと変わりました。『鬼』ではなく、普通にいい人ですねw

というのも、この動画は訳あって飼育することになったカナヘビに名前をつけるという内容なのですが、その行為についての責任感をおーちゃんから感じたからです。

カナヘビちゃんとの対面と飼育することになった理由を知りたい方は↓の動画を観てみてください)


「命名とは命に名前をつけること」

「命名するということは、名前をつけた命に対して責任を持つという意思表示」

これらの言葉から、命に対する責任感を感じました。

偶然にも撮影中に朽木の中から掘り起こしてしまったカナヘビに責任を感じて持ち帰り、最後まで面倒を見ることを覚悟した瞬間です。

ただ「かわいい」「憧れる」「人気者になれる」といった安易な理由で動物を迎え入れる人にこそ観て欲しい動画ですね。

飼育に行き詰まったら誰かに押し付けたり、あろうことか捨ててしまう輩すらいるこの時代だからこそ、おーちゃんの言葉と行動には価値があります。本来は当たり前なんですけどね。

余談ですが、この動画を観た時に心の中で『いのちの名前』が流れました。


今まで自分が飼育してきた動物の名前をつけた時や、自分自身に名前がついた時の状況や感動や責任などの複雑な感情に想いを馳せると、感慨深い気持ちになり涙が溢れます。

あー、『千と千尋の神隠し』が観たくなってきました。この後すぐ観ます。

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