おんがくのちからってすげー!
出典:【あす楽】ジブリ となりのトトロ 1000ピース ジグソーパズル となりのトトロ オカリナを吹くトトロ (50x75cm)(1000-203)[エンスカイ] 【梱80cm】t102
どんなに辛いことがあってもほぼ泣かなくなった自分が、大好きな楽曲の1フレーズだけで涙が止まらなくことから、音楽の力を再認識します。
— シュウヘイ (@lrg_shuhei) 2018年5月11日
これ、普通に凄いことだと思うんですよね。
ちゃんと考えないと当然のことのようにスルーしてしまいそうだったので、ふと思った今この瞬間にこの記事を書いています。
たとえば、自分は「久石譲」さんの『あの夏へ』の演奏を聴くと、開始5秒で涙が溢れます。
考えてもみてください。
音楽ってのは、「歌詞」と「メロディー」と「音色」しかないんですよ?
ボーカルがない楽曲に至っては、歌詞(言葉)すらないんですよ?
先に紹介した『あの夏へ』なんて、ピアノの音色だけなんですよ?
どう考えても、日常の会話やスマホでググった結果の方が、情報量が多そうじゃないですか。
それなのに、感情に直接作用するほどの圧倒的なパワーを持っているのは、比較するまでもなく「音楽」の方なんですよね。
音楽は音符と休符の組み合わせで「言葉に直らない感情」を的確に表現できる
音楽が圧倒的にパワフルなのは、「言葉に直らない感情」を的確に表現できるからだと考えています。
皆さんは大切な人に想いを伝えようとした時に、自分の感情にピッタリ当てはまる言葉が見つからず、困ってしまった経験はありませんか?
そう、まさにこれが「言葉に直らない感情」なんですよ。
普通に生きていれば、言葉に直らない感情にはしょっちゅう出会います。
というより、人間が常日頃から抱く感情は、言葉に直らないことの方が多いのではないでしょうか。
少なくとも自分は、言葉に直らない感情を抱くことの方が多いです(単純にボキャブラリーが乏しいだけかもしれませんが)。
本当のありがとうは ありがとうじゃ足りないんだ
出典:BUMP OF CHICKEN『supernova』
その「言葉に直らない感情」を、音符や休符を駆使して再現および表現するのが「音楽家」の方々の仕事です。
言葉にすら直らない繊細な感情をメロディーに置き換えるのは、並大抵の努力では不可能です。
圧倒的努力と研ぎ澄まされたセンスによって生み出される楽曲は「言葉に直らない感情」が忠実に再現されていて、だからこそ多くの人の心に響くんですよね。
『風のとおり道』も、何回聴いても涙が溢れます。この動画で久石譲さんとセッションしている方のチェロの演奏もまた、非常に美しいですね。
このように、音楽は「言葉に直らない感情」を表現できます。
それを再現して世に送り出してくれている音楽家の皆さんには、常日頃から敬意を評しています。いつも素晴らしい楽曲を、本当にありがとうございます。
音楽を聴いて「言葉に直らない感情」と向き合おう
「言葉に直らない感情」は、ちゃんと向き合わないと得体が知れないまま、結局よく分からずに忘れてしまいます。
素晴らしい音楽家の皆さんが、そういった感情を楽曲として再現して、世の中に送り出してくださっています。
知識や教養を得るために読書をするように、「言葉に直らない感情」の正体を知るために音楽鑑賞をすることもまた、自己啓発の一環なんですよね。