一旦フェードアウトしてからサビに入る曲が好きなんだけど分かる人いる?

サビの前で楽器隊が捌けてボーカル一本になったり、無音で絶妙な間(ま)を空けてから満を持してサビに入る曲ってあるじゃないですか。

あれ、メチャかっこいいですよね。あえて一旦引いてたっぷり溜めてから全速力でサビに突入する高揚感は、多くのリスナーを魅了しています。大好きです。

ということで、今回は個人的に好きな「一旦フェードアウトしてからサビに入る曲」をピックアップして紹介します。

1.the HIATUS『The Flare』

今回の話題について考えると真っ先に頭に浮かぶのがこの曲です。

ELLEGARDENのボーカル&ギターの細美武士さんが、エルレの活動休止後に結成したバンド「the HIATUS」のファーストアルバムに収録されている『The Flare』という曲です。

エルレとは異なり「ザ・ロック」といった雰囲気の楽曲に仕上がっていて、当時はエルレとのギャップに激しく萌えたことを今でも鮮明に覚えています。

元東京事変の伊澤さんのピアノがいいアクセントになっていますよね。

2.BUMP OF CHICKEN『プレゼント』

プレゼント

プレゼント

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

アコギがフェードアウトして「ええと、うん」で始まる優しいサビが大好きです。

この曲のCメロの歌詞がバンプらしくてグッときます。何度も何度も泣かされました。

このままだっていいんだよ 勇気も元気も生きる上では
無くて困る物じゃない あって困る事の方が多い
でもさ 壁だけでいい所に わざわざ扉作ったんだよ
嫌いだ 全部 好きなのに

出典:BUMP OF CHICKEN『プレゼント』

「勇気も元気も生きる上では【無くて】困る物じゃない 【あって】困る事の方が多い」っていうのが、なんとも藤くんらしいですよね。

常識的に考えたら逆っぽいことを歌っているのに、それでいて多くの人が共感する歌詞に仕上がっている、いわば「藤くん節」が炸裂している名曲ですね。

3.サンボマスター『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』

楽器隊が捌けて「悲しみで花が咲くものか!」とボーカル&ギターの山口隆さんがシャウトしてから入る最後のサビは、カッコよ過ぎて聴くたびに心が震えて涙が流れます。

こんなに熱を帯びた素晴らしいパフォーマンスなのに、事の発端はたった3人のおじさんなんですよね。ロックンロールって、音楽の力って凄いですよね。

4.サカナクション『ミュージック』

この曲は3拍ちょっとの長い静寂の後に、最初のサビに入ります。この間(ま)の取り方が絶妙であり、極めて芸術的です。美しい…。

それにしても、「音楽と結婚している」と公言しているボーカルの山口一郎さんが『ミュージック』と名付けるだけあって、完成度がメチャ高い楽曲ですよね。

「一旦フェードアウトしてからサビに入る曲」いいよね!

いかかでしたか?「一旦フェードアウトしてからサビに入る曲」の魅力が伝わったなら幸いです。

あなたのお気に入りの一旦フェードアウト曲はありますか?もしあればぜひ教えてください。