同じ本を何度も読み返したり映画を繰り返し観ることに意味はあるのか
結論から言うと、個人的には「意味がある」と思っています。
好きな作品は繰り返し観る?それとも一度だけで満足?
好きな作品って、何度でも楽しめますよね。
同じ本を何度も読み返したり、映画を観たり、音楽を聴いたり、ゲームをプレイしたり。
繰り返したところで「好き」な気持ちが変わることはないので、無限ループできるんですよね。
かくいう自分も好きな作品にはとことんハマるタイプです。
たとえば自分は『キングダムハーツ』というゲームが大好きで、初代はⅡが発売されるまでの3年間を初めからプレイ→クリアの無限ループしながら生活していました。
そこまでやり込んでいたこともあり、当時はオープニングからエンディングまでの全セリフを暗唱できましたw
このように作品の世界観にのめり込む体験ってのは、ただひたすらに楽しいんですよね。
一方で、一度楽しんだら内容は覚えているから2回目以降は時間の無駄、という意見もあります。
本やゲームやCDはひとしきり楽しんだら即売却、という方も多いと思います。
皆さんは、好きな作品は繰り返し楽しみますか?それとも、一度だけで満足しますか?
自分は先に書いた通り圧倒的に前者なのですが、もちろん作品の楽しみ方は各々の自由なので優劣はなく、どちらも正解です。
そこで今回は作品を繰り返し楽しみたいタイプを代表して、「作品を繰り返し楽しむことのメリット」について解説していきます。
繰り返すことで知識が深まり作品をさらに楽しめる
まずは何と言っても、繰り返すことで作品の知識が深まっていきます。
勉強やスポーツでの反復練習と一緒ですね。繰り返すことで、知識として自分の中に定着します。
一度だけでも大筋は理解できるのですが、細かい設定や小ネタなどを全て回収するのは不可能です。
流行っているからとりあえず観た作品であればそれでいいのですが、「好きな作品」ともなれば話が違います。
好きな作品には愛が伴っているので、「もっと知りたい!」と貪欲になります。これが「ハマっている」状態ですね。
作品にハマって延々と繰り返し楽しんだ結果が、オープニングからエンディングまでの全セリフ暗記、ということです。
結末を知っていることで伏線や細かい設定にも注意深く意識を向けることができるので、知識が身につくだけではなく、作品をさらに楽しむことができます。
個人的には2回目以降の方が楽しめますね。(まぁ、ネタバレ属性のある奴やメディアはクソ喰らえですが)
一度だけでは、この境地には至らないですよね。
このように、繰り返し楽しむことで知識が身につき、作品をさらに楽しむことができます。これは大きなメリットではないでしょうか。
時間を置いてから観ると違った視点で改めて作品を楽しむことができる
前回からの境遇や精神状況の変化、それまでに過ぎた月日の中で得た知識や教養によって広がった視野を以って、改めてその作品を楽しむことができます。
自分自身の状況によって、作品の受け取り方ってメチャ変わるじゃないですか。
真夏の海へのドライブではゴキゲンなナンバーを、寂しい一人の夜には切ないナンバーを聴きたくなるのとか、典型例ですよね。
んで、過去に観たことのある作品だからこそ、その変化に敏感に反応することができるわけです。
「今の自分はここにグッとくるのかー」とか、「これってそういう意味だったのね!」とか。
そういう事実に気付きながら楽しむ作品もまた一興です。作品を通して自分を見つめ直すことができる、極めて上質な時間なんですよね。
まとめ:作品を繰り返し楽しむことのメリット
今回解説した「作品を繰り返し楽しむことのメリット」のまとめです。
一度だけで観れば満足というあなたも、ぜひこの機会に大好きなあの作品をTSUTAYAで借りてみてはいかがでしょうか。
今回お伝えした通り、きっと素敵な体験ができますよ。