人生は「自分がされて嫌だったことを絶対人にしない」ことの繰り返し

他人の心無い言動や行動によって、嫌な気持ちになった経験は誰にでもありますよね。

嫌な気持ちになった時は、落ち込んだり、腹が立ったりなど、冷静に物事を考えるのが難しい状況になります。

そういう時に感情に任せた発言や行動をしていませんか?

心当たりがあるあなたは、他の誰かにとっての「嫌な気持ちにさせる人」になっている可能性があるので、要注意です。

まずは何もせず一人で頭を冷やそう

嫌な気持ちになった時は、感情に任せて発言や行動をするのではなく、一旦冷静になるまで待ちましょう。

基本的にSNSは禁止してください。感情に任せて発言してしまうと、思わぬ失言をしてしまったり、あなたも誰かを嫌な気持ちにさせてしまうリスクがあります。

「どうせ私なんか…」「氏にたい…」「氏ねばいいのに」「クソが」「ムカつく」「チッ(舌打ち)」などの言葉を発したり、物に当たったりすると、周囲の人はもれなく嫌な気持ちになりますからね。

嫌な気持ちになった時にネガティブな言葉が浮かぶのは生理現象なので、「こんなことを考えてしまうなんて、なんて私は心が狭いんだろう」と気にする必要はありません。

大切なのは、その言葉を「すぐに」アウトプットしないことです。

嫌な気持ちになっている時は、ポケモンでいうところの混乱状態です。「わけもわからず」味方や自分を攻撃してしまうんです。

ヘタすると人間関係を壊してしまうので、嫌な気持ちになった直後は多くの人が集まる場所やSNSには顔を出さないほうがいいです。

時間というのは偉大なもので、ある程度の月日が流れると、気持ちが整理できて冷静に物事を 判断できるようになります。

時間とは、さながら「キーのみ」ですね。

ただし、愚痴を即座に面白おかしくネタにできる(他人を楽しませられる)エンターテインメントに変換できる能力を持っている方は、この限りではありませんが…。

難しいですよね。少なくとも自分にはできません。

頭が冷えたら「自分は絶対人にしないぞ!」と誓おう

たっぷり時間をかけて頭を冷やした後は、「自分はあんなことを絶対人にしないぞ!」と誓いましょう。

ムカついただけでは一方的に被害を受けただけで、傷を負ったままです。

せっかく死ぬほどムカついたんだから、その気持ちをバネにして、自分が成長するための糧にしてやるんです。

反面教師とは、まさにこのこと。ビスマルクの名言「賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず」が頭によぎります。

反省のない成長はありません。死ぬほどムカついた出来事を振り返って、「どうすれば自分は他人にそういうことをしないで済むか?」を考えましょう。それによって経験値が手に入ります。

そして考え抜いて自分なりの答えが出た時、あなたは再び同じことをされても嫌な気持ちにはならないはずです。

経験値によってレベルアップして防御力が上がっているので、屁でもないんですよ。むしろ固くなりすぎて相手に傷を負わせてしまうかも…w

結論:人生とは「自分がされて嫌だったこと」に気づき、それを「絶対人にしないこと」を繰り返す作業ゲー

個人的には、人生とは「気づき」と「反省」からできていると考えています。

世の中の物事を受けて、そこから何に「気づき」、気づいたことを今までの自分と照らし合わせて「反省」し、その結果として何を得るか。

この作業の質と量によって、我々の人生の価値は決まります。

当然「自分がされて嫌だったこと」に気づき、それを「絶対人にしないこと」を繰り返すことも、これに当てはまります。

「気づき」と「反省」が多ければ多いほど、人生の価値は高まります。人生とは、それをいかに効率良く繰り返すか?を考えて実行する作業ゲーなんですよ。

自分がされて嫌だったことをそのまま放置するのではなく、「気づき」と「反省」のきっかけにして、我々は人生の価値をどんどん高めていきましょう!嫌なことをしてきた奴らが嫉妬するくらいにね。