事前情報を全く入れない派って疲れません?

みんな大好きネタバレ論です。

ネタバレについては皆さんそれぞれの考えがあると思いますが、中でも「事前情報を全く入れない派」の人って少なからずいますよね。

具体的には、事前インタビューやリーク情報ですら「ネタバレ」と定義し、全てを遮断する人たちのことです。

こういう人、あなたの周りにもいませんか?それか、あなたはそういう人だったりしますか?

きっと彼らは一切の情報を遮断することで、ピュアな状態でリリースを迎えたいんですよね。まぁ、気持ちは分からんでもないですが。

でも、それって疲れません?ネットとかテレビを見ていれば嫌でも少なからず事前情報に触れてしまう機会はあるので、それを遮断しようとすれば精神を消耗してしまいます。

事前情報はあくまでも事前情報でしかないので、それはそれで素直に受け入れるのでもいいんじゃないですかね。あんまり気にせず、肩の力を抜きましょうよ。

嫌ならネットとテレビは見るな

どうしても嫌なら、ネットとテレビは封印した方がいいですね。広告やCMで予告編が流れたり、番組で特集が組まれていたりしますから。

SNSのアプリはアンインストールした方がいいですね。

ネタバレ厨は突然やってきますし、仮に見てしまったら文句を言っても「Twitter見なければいいじゃん」で論破されてしまいます。

あと、外にも出ない方がいいですね。街には広告が溢れていますし、ネタバレ属性がある人がウジャウジャいますからね。

部屋に引きこもり、さらにネットやテレビを見ないようにして世の中の情報を一切遮断しない限り、予備知識ゼロってのは無理ですよね。

うーん、純粋に疑問なんですが、こんな生き方って窮屈じゃないんですか?自分には無理ですね…。

予備知識があった方が楽しめる

そもそも基本的に世の中の物事って、予備知識があった方が面白いんですよ。

旅行で観光地を訪れても、その土地や建物の歴史を知らなかったら何を見ても「ほへー」「はえー」だけで終わってしまいますよね。

これ、映画なんかでも同じことが言えます。

物語の世界観や登場人物の関係性を知らないと、それを理解することに精一杯になってしまうので、肝心の内容まで頭が回りません。再度映画館に行くハメになってしまいます。

予備知識を蓄えておけば、本能寺はただの古い寺ではなく織田信長が明智光秀に襲撃された寺として見ることができるんですよ。

知識や知恵はあればあるほど視野が広がります。そしてそれに比例して、受け取れる楽しみも増えるんですよね。

否定はしませんが心配してます

別に「事前情報を全く入れない派」の方を否定しているわけではないんです。楽しみ方や楽しみの仕方は人それぞれで、正解はないですからね。

ただ、図々しくも「そんな生き方してて疲れない?もっと気楽にいこうよ」と思ってしまいます。

要するに自分の思いとしては「事前情報も素直に受け入れて自然体でワクテカした方が楽しいよね!」ってのがあります。

その思いが「事前情報を全く入れない派」の皆さんの枷を外すきっかけになればいいな、と考え、記事にしました。

どうせ同じ時間を待つんだから、どうせなら楽しくワクテカしようぜ!