ニットのシワ取りは水分を含ませて手で押さえて冷やす!髪の毛と一緒!

というわけでこの冬もニットのシワ取りから始まったのですが、この記事の通りにしたらキレイにシワが取れました。素晴らしい記事なのでぜひご覧ください。

記事に書かれている方法を要約すると、シワがついた部分に10秒ほど蒸気を当てて、その後に手で押さえるようにしてシワを伸ばし、最後に冷まして安定させる、というものです。

なんでも、ニットはいくら熱を加えてもシワは伸びないそうです。水分を含ませると糸が膨らんでシワが取れる、という仕組みだそうです。へぇ〜!勉強になりました。

ふと思いましたが、これ、人間の髪の毛と同じですよね。

あなたも毎日格闘しているであろう寝グセって、いくらドライヤーを当てようがヘアアイロンをかけようが、取れることはないじゃないですか。

寝グセを取るには、まず水や寝癖直しで髪の毛を濡らして、キューティクルに水分が浸透してからドライヤーを使う必要があります。

また、ヘアセットの際にドライヤーやヘアアイロンでクセをつけた髪の毛を冷えた手やドライヤーの冷風で冷ましてあげると、キューティクルが閉じると同時にそのクセが定着します。

ニットについたシワに蒸気(水分と熱)を当ててクセを直してから冷やして安定させるというプロセスは、寝グセ直しやヘアセットに全く同じだったということです。

考えてみれば、ニットのシワも髪の毛の寝グセも、動物の毛(タンパク質)についたクセですからね。

以前にカシミヤの洗濯方法を調べた時に「人間のシャンプーやリンスでもOK」という衝撃の事実を知ったあの日と同じ感覚です。

知ってしまえば当たり前かもしれませんが、先入観からそんな発想にすらならなかったことを知りました。いくつになってもこういう発見は面白いですね〜。最高にワクワクしました。

シワ取りを覚えて、ますますニットが好きになりました。

自分でメンテナンスできるようになると愛着が増します。これからも手持ちのアイテムのメンテナンス方法をどんどん調べて実践していきます。