オレ的・独立(個人事業主になること)を後押ししてくれて勇気を貰った言葉たち。
自分は現在SE・プログラマーとして東京に住みながら会社員をしていますが、20代もあと1年余りなので、これを節目に独立することを決意しました。現在は退職に向けて調整中です。
独立後にやりたいことは沢山あるものの、正直メチャ怖いです。会社員(サラリーマン)がいかに安定していて素晴らしい職業であるかを、ここに来て再認識しています。
でも、ここで行動しないと一生後悔するのは目に見えていたので、未練は全くありません。
今感じているこの恐怖は、きっと全ての挑戦にともなう通過点ですから。スタートラインに立つ前に逃げ出すわけにはいきません。
どんなスターでも最初の一歩はこの恐怖からだったと考えると、フツフツと勇気が湧いてきます。
そんな一世一代の決意にともない、自分の背中を後押ししてくれた言葉があります。今回はその言葉を紹介します。
今、大なり小なり決断を迫られている・迷っている方の後押しになったら幸いです。
りゅうちぇる:『偽りの自分に慣れたら人に何も教えられない』
以前にも記事を書きましたが、とある番組でりゅうちぇる氏が発した言葉にハッとしました。
会社員の99.9%は自分の姿や性格を偽って仕事をしています。自分もその1人でした。
着たくもないスーツを着て、特徴のない髪型をして、本音を我慢しながら建前でやりたくもない仕事をする自分は、どう考えても「偽りの自分」です。
この「偽りの自分」に慣れてしまったら、本当の自分が迷子になってしまいます。そして残念ながら、人類の99.9%は迷子です。
「自分は何がやりたいのか?」「人生の目的は?」…と、自分の存在意義が分からなくなっています。
こんな状況では、生きている意味がありません。
それでも「生活や家族を守ることができれば幸せ」という人はいますし、その人たちを否定するつもりはありません。価値観は人それぞれですからね。
でも、自分はそんな人生は「クソ喰らえ」だと思っています。
アナ雪が教えてくれたように、ありのままの自分を愛して周りにその姿を見せつけながら力強く生きていくことが、人間が生きる意味なんですよ。
偽りの自分で生きていても何の意味もないし、誰かの人生の指標となるような人物になんてとてもなれません。
りゅうちぇる氏の言葉は、それを再認識させてくれます。まさに金言ですね。
BUMP OF CHICKEN:『Butterfly』
この曲に出会ってから3年も経つのか…。早いものですね。
言わずと知れた国民的ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」の『Butterfly』という楽曲です。
バンプファンの中で評価の高い『才悩人応援歌』と似たアプローチの楽曲です。
歌詞的にはリスナーを応援するような言葉ではないのですが、楽曲として聴くと非常に勇気が湧いてきて、背中を押された気分になります。まさに「応援歌」的な位置付けです。
個人的に特に刺さった歌詞を引用します。
誰かの掲げた旗を 目印にして
大人しく歩くけど 作った旗も隠している
このまま終わるものだって なんとなく悟り
笑って歩くけど 作った旗が捨てられない
出典:BUMP OF CHICKEN『Butterfly』
多くの人に当てはまる普遍的な歌詞です。それ故に深く刺さりました。
特に「野心はあるけど行動に移せない会社員」に当てはまる歌詞ではないでしょうか。
「本当はやりたいことがあるけど、失敗するのが怖いから、何となく会社員を続けている。でも、いつかは自分のやりたいことで生きていきたい」
…こんなことを考えている多くの人を表現した秀逸な歌詞ですよね。
会社員を続けていると「このまま一生社会の小さな歯車として生きていくんだろうな」「まぁそれでも生活できるしな」…と悟る瞬間があります。これは「大人になる」とも言いますね。
その悟りの瞬間に、人は「このまま終わる」か「自分で作った旗を掲げる」かを選択します。
要は「大人(量産型)になる」か「子供(自分)のまま生きる」かの選択です。
もちろん、どちらの選択も間違いではありません。正解はリスナーによって異なります。
自分にとっては後者が正解でした。
たとえリスナーがどちらを選択したとしても、双方を応援してくれる歌詞とサウンドに仕上がっている『Butterfly』という楽曲は、やっぱりスゲェですよね。さすがバンプです。
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Janne Da Arc:『WILD FANG』
Janne Da Arcの『WILD FANG』という楽曲です。この曲のギターソロがマジでカッコいいんだよなぁ…。
ビジュアル系ロックバンドらしく、煽るような歌詞でリスナーを奮い立たせてくれるアプローチが秀逸です。
個人的に特に刺さった歌詞を引用します。
死んだみたいに 生きていても 何も意味はない
傷みを恐れてばかりの甘えているガキはお家へ帰れ
未来を切り裂く牙捨てる様な 奴等に興味はない
出典:Janne Da Arc『WILD FANG』
まさに自分という個を捨てて無難に生きている会社員の我々をピンポイントで煽ってくれる歌詞ですね。
学生の頃はこの曲を聴いて「カッケェ!その通りだ!!俺は未来を切り裂く牙を武器に生きていく!!!」と思っていたんですけどね。
現状は牙を抜き、去勢された犬のごとく社会に都合の良いコマとして生きることを自ら選択しているではありませんか。
この曲は、そんなカッコ悪い自分を映し出してくれる鏡のような存在ですね。
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松岡修造:『1つのところに命をかける』
学生(子供)の頃と今では聞こえ方が全然ちがう、松岡修造さんの名言です。
昔は正直「あぁはぁ〜ん」でケタケタ笑うことしかできませんでしたが、今ではこの言葉から勇気をもらうことができるようになりました。これもまた成長の1つですね。
『1つのところに命をかける』ーー。シンプルですが最も難しいことでもあります。
人間は頭が良いので、どうしても過去にとらわれたり、未来を案じて不安になったりします。
ただ、命(一生)をかけて全力で打ち込めることが1つでも見つけられれば、きっと過去も未来も考えずに「今」だけを全力で生きられるようになるんですよね。
その結果として、イキイキするぞ!できるぞ!!ということです。
なんとなく生きていては人生が台無しなんですよ。
自分が本気で打ち込めることを能動的に探し求めて、「これだ!」と思うことに命をかけて打ち込まないとダメ、ということを松岡修造さんは教えてくれています。
本当は「やりたくない」仕事を、生活のためだけにしながら生きているのは、「なんとなく生きている」ということです。
本当にやりたいことで生きていけるように努力すること、それを達成することが、人間としてイキイキしている状態ということを教えてくれる金言ですね。
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最後に
いかがでしたか?個人的に(今のところ)人生最大の決断をする時に背中を押してくれた言葉たちでした。
この記事を最後まで読んでくれたあなたが、この素晴らしい言葉たちを受けて勇気を貰ったり、大きな決断のきっかけになったら幸いです。
決断や行動など、変化には心身ともに痛みが伴います。
それに怖気付かず行動して自分らしく生きること、それこそが「生きる意味」だと考えています。
お互いに「自分らしく」生きられるように、勇気を出して決断・行動していきましょう。後悔しない人生になるように。