相手を見下す意味で「了解」を使っている人なんていねぇから!

もし目上とか目下を区別して「承知」と「了解」を使い分けている人がいたらキモいですけどね。その労力、他のことに回した方が良くね?

「ご苦労様」とかも同じです。意味合い的には目下の人に使うのが「ご苦労様」で、それ以外は「お疲れ様」を使うのが一般的ですが、わざわざ使い分ける意味が分かりません。

ってか、この辺の日本語の違いを理解していない人って多いですよ。

しかも若者だけじゃなくて、いい歳したおっさんですら間違っている始末です。

自分の所属している会社の管理職の1人は、顧客や上司に「了解しました」「ご苦労様です」って平気で言ってますし。いやはや、お恥ずかしい限りです。ってか上司は指摘しろよw

ちなみに自分は、仕事の連絡では誰に対しても目下の人に使う意味を持つ言葉は一切使いません。人によって態度を変えるアホが大嫌いなのと、そんなことに労力を割きたくないので…。

(まぁ身内や友達との連絡には普通に「了解!」とか使いますけどね。)

ただ、自分は別に日本語の意味を知らないのが悪いと言いたいのではありません。

老若男女問わず「了解」とか「ご苦労様」の意味を知らない人が多いんだから、それに対してイチイチ腹を立てたり、注意したりする必要はないんじゃないかな、と。

だって本来の意味を知らないんだから、あなたを目下の人だと思って「了解しました!」って言ってるわけじゃないじゃないですか。

本人的には、我々で言う「承知しました!」って言っているつもりなんですよ。つまりは無意識です。まぁ、無知は悪とも言えますが。

指摘するくらいなら良いと思いますが、それに対してわざわざ怒っている人を見ると「そうやって怒るお前もアタマ悪いけどね」と、個人的には思ってしまいます。

いい歳になると指摘してくれる人もいなくなってくるので、人生経験が深まるにつれて驕るのではなく、常に勉強する姿勢は持ち続けたいですね。

他人と自分の差に敏感に反応して、そこから学ぶ姿勢は死ぬまで常に必須ですからね。

その姿勢があれば「了解しました」と言っている自分と「承知しました」と言っている他人の差に気づいて、「了解 承知 違い」でググることで日本語の本来の意味を知ることができますから。

何が言いたいかというと、他人の日本語の間違った使い方に消耗する必要はないけど、自分はちゃんとそれを心得ていようね、って話です。

でないと自分が知らない間にどんどん恥を積み重ねているかもしれません。

だからこそ、いつでも軌道修正できるように何事からも学ぶ姿勢は大切ですね。

いま自分が気づいていない恥にどれだけ気づいて、どこまで軌道修正できるか?これは、多くの人にとって人生の意義の1つであると考えています。