本も映画もゲームも、眺めているだけでは本人は1ミリも成長しないよ。

もちろん、眺めた後に感情に任せてSNSに「感動した!」「インスパイアされた!」「創作意欲が掻き立てられた!」とか適当なコメントを投稿しても無駄ですよ。

どうせ寝て起きたら感動した気持ちや芽生えた創作意欲なんてすっかり忘れて、また別の楽しいことに明け暮れるんですからね。

楽しい時間を過ごせたという意味では有意義ですが、それだけではあなたは何1つ変わっていないということを認識してください。

インプットするだけでは価値ないよ

インプットなんて誰でもできます。感動することだって誰にでもできます。でも、それらをきっかけに具体的に行動できる人はほとんどいません。

情報をしっかり咀嚼して、そこから生まれる感動(感情)と共に自分の言葉でアウトプットすると共に行動することで初めて、そのインプットが自分の血となり肉となります。

毎日16時間勉強して知識をインプットしまくったとしても、試験や仕事で結果をアウトプットできなければ何の意味もありませんからね。

知識を詰め込むだけで「自分は成長している」と勘違いしてしまう人って多いですよね。

アウトプットのないインプットなんてただの暇つぶし、もしくは自己満足

個人的には全てのインプットをアウトプット前提にしているので、アウトプットのないインプットは「時間の無駄」だと思っています。

みんな、「映画を観まくってる」「本を読みまくってる」自分に酔ってるだけなんですよね。

情報をインプットするだけなら映像や文字を眺めているだけで出来てしまうので「楽」だし「楽しい」ですもんね。分かりますよ。

しかも周りも「映画をたくさん観てる人ってオシャレ」「本をたくさん読んでる人って知的」とヨイショしてくれるので、自己陶酔にさらに拍車がかかります。

まぁ、これは個人的には最悪な状況ですね…。

自分が情報を溜め込んでいるだけのデブになっていることに気づかず、さらにそんな自分に酔っているなんて、痛いしキモいですから。

でもそれは別に悪いことではないよ

ただ、「情報を溜め込むだけのデブ」が悪いことだとは思わないし、ある意味では一番幸せな生き方だと思っています。

物事をただひたすらに楽しめるのは才能ですし、人生を「楽しい」で埋め尽くすことができるんですから、こんなに幸せなことはありません。

そこは素直に「楽しそうで何より」と思いますよ。まぁ、自分はそうなりたくないと思いつつ、ですけどね…。