『命に嫌われている。』という名曲に涙した話。

ここ最近ボーカロイドの楽曲をよく聴くようになったのですが、ボカロ曲で泣いたのはこの曲が初めてでした。

『命に嫌われている。』という楽曲は、名曲であり大曲ですね。

余談ですが、個人的に愛してやまないBUMP OF CHICKENの楽曲を聴いた時と似た、極めてエモーショナルな気分になります。

世の中には「ノリが良い」「キャッチーな言葉やメロディー」といった価値を持つ楽曲が沢山ありますが、この『命に嫌われている。』という楽曲はそれらとは全く性質が異なります。

我々人間は「死にたい」とか「殺したい」とか、たとえ口には出さなかったとしても、心の中では軽々しくそう思ったり、匿名アカウントでSNSにそう呟いたりします。

理性を持ってしまったが故に、そうやって命を軽々しく扱っている我々が『命に嫌われている。』のは間違いありません。

そういう人間の本質的な汚い部分をシビアに指摘してくれる名曲ですよ。聴くたびに胸が締め付けられます。

ボカロ好きだけとは言わず、多くの人に聞いて欲しい曲ですね。

曲の最後、畳み掛けるような展開が本当にエモくて感動的です。この記事を読んでくれたあなたは、ぜひ聴いてみてください。