楽曲や動画の違法アップロードに関する意見:本質的には意義のあること

皆さんは楽曲や動画などの「違法アップロード」について、どう考えていますか?

大好きなミュージシャンの楽曲やYouTuberの動画が違法アップロードされている現状を目の当たりにすると苛立ちが抑えきれなかったり、許せない方は多いでしょう。

または、自分が苦労して生み出した作品を違法アップロードされてしまい、怒り心頭の方もいらっしゃいますよね。

もちろん違法アップロードはするのも使うのも犯罪ですから、絶対にやってはいけません。

他人の作品を金儲けの道具に使ったり、対価(お金)を支払わずに楽しむことは、作品に対する冒涜です。

自分もそう思ってはいるものの…、実は過去の実体験から違法アップロードは本質的には意義のあることだと認識しています。

今回はそう認識している理由について、詳しく書いていきます。

作品を無料で楽しめる環境を整えることで、より多くの人に届きやすくなる

「違法アップロードは犯罪」であることを抜きにして考えると、作品をYouTubeなどにアップロードすることはそれを無料で楽しめる環境を整えていることに同じですよね。

無料で楽しめる環境が整えば、作品はより多くの人のもとに届くようになります。

これが合法的に行われている代表例は、CDショップでの試聴ですね。気になるミュージシャンの楽曲をまずは無料で聴いてみて、気に入ったらCDを購入するのはセオリー通りです。

そう、無料で楽しめる環境を整えることは多くの人に届く仕組みができることであり、それはクリエイターが最も望んでいることでもあります。

ここで、自分の実体験の話をします。

自分はBUMP OF CHICKENの大ファンなのですが、ファンになったきっかけは何を隠そうYouTubeに「違法アップロード」されていた楽曲でした。

※10年も前の話なので時効ですし、当時は「違法アップロード」という言葉すら知らなかった(違法だと知った上で利用していたわけではない)のでシロです!残念!

違法アップロードは犯罪ですが、自分がバンプを好きになるきっかけを作ったのは間違いなく「違法アップロード」もとい無料で楽しめる環境を整えてくれた人であることは事実です。

そういう意味では、当時のその違法アップロードには感謝しています。

(念のため補足しておきますが、ファンになってからは違法アップロードは利用せず全てのCDを購入していますよ!)

レコード会社がYouTubeにどんどん楽曲やMVをアップすればいいのに

レコード会社(公式)がYouTubeにどんどん楽曲やMVをアップすれば、自ずと違法アップロードは減るんじゃないか、と思っています。

というのも、公式チャンネルがアップしたMVと得体の知れないアカウントがアップしたMVでは、内容は同じであろうと再生回数の伸びは雲泥の差になりますよね?どう考えても。

しかも人間は数字の大きい方に群がる習性があるので、その差は時間の経過とともに顕著になります。

だからこそ、違法アップロードされる前に公式がアップしちゃえば、犯罪者は淘汰されるんじゃないでしょうか。

繰り返しになりますが、無料で楽しめる環境を整えることはより多くの人に届きやすくなることであり、それはクリエイターが最も望んでいることです。

そこをケチってYouTubeには楽曲をアップしなかったり、わざわざ音質を落としてアップしたり、「15sec Ver.」にしたりなど、セコいことをしているレコード会社は信用できません。

「無料でアップするとCDが売れなくなる」ことを危惧しているのかもしれませんが、タダ聴きする奴には継続的な利益なんて見込めないので、放っておけばいいんですよ。

タダ聴きする雑魚なんて、どうせすぐ飽きて聴くのを辞めてしまいますからね。

本当のファン(またはファンになるポテンシャルを秘めた人)は、身銭を切って作品を楽しむこと自体にも意味があることを知っています。

そんな彼らのためだけにアップすればいいんですよ。雑魚ハイエナはスルーでOKです。残飯を食わせときましょう。

とまぁ、レコード会社が楽曲やMVをアップすれば違法アップロードは減るだろうし、素晴らしい作品をブログで紹介しやすくなる(ここメチャ重要な)ので、良いことしかありません。

ってかこのご時世、CDで売上を伸ばすよりYouTubeの広告収入で稼いだ方が効率いいんじゃないですかね?

(まぁ、くだらない見栄とかプライドが邪魔して役員が一歩も動かないからなんでしょうけど…)

レコード会社各位殿、ぜひご検討およびご対応の程、宜しくお願い申し上げます!