他人に批判(攻撃)された体験から「無知は悪」という言葉の本質を知った
方針転換をすると、必ず批判してくる人が湧く。
— イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) 2018年7月15日
「あの発言は嘘だったのか」
「しょせん金儲けだったのか」
「一貫性がない」
付き合う人を見極めるには、いいタイミング。
他人の変化を素直に受け止め、歓迎できる人と一緒にいたい。
今は変化の時代。コロコロ転身してなんぼです。
イケハヤさんに禿同です。
他人の変化を批判してくる人ほど、自分は何もしていない(何も持っていない、魅力的ではない)人が多いです。
今の時代は、世の中や自分のニーズに合わせて柔軟に変化できることが、むしろステータスです。
他人の変化を批判してくる人は、未だに「1つのことをずーっと続ける」ことが美徳とでも思ってるんですかね?
マジレスすると、今の時代は1つのことしかできない人なんて、ほとんど無価値ですからね。
たとえば昨今のプログラマーは、プログラミングが得意なだけでは生きていけません。
それに加えて、設計書を書く「文章表現力」が必要ですよね。これから作るプログラムの機能を文章で表現できないようでは、プログラマーとしては半人前です。
あと、今の時代は供給過多なので、「カッコいい」「かわいい」「使いやすい」サービスしか使ってもらえません。そのため、UI/UXを意識したデザインを検討できる能力も不可欠です。
たぶん、他の仕事でもそうですよね?1つのことしかできない人に、イケてる人はいないと思っています。
…と、掘り下げて考えると「1つのことをずーっと続ける」ことなんて悪徳でしかないんですが、それでも他人の変化を批判してくる人は後を絶ちません。
冒頭で紹介したイケハヤさんのツイートのリプ欄にも、面白いくらいそういう人が湧いています。
彼らは自分では何もしていなくて、何も考えていなくて、ただ「文句を言いたいだけの人」なんですよね。
何も持っていない人って、自分と同じステージに引きずり下ろすために、反射的に他人を批判する習性があるんですよね。
「恨み」「妬み」といったネガティブな感情が燃料となって、批判は生まれます。そう考えると、なんとなく切なくなりますね。
昔は他人からの批判に落ち込んでいた
実は自分も昔は、他人からの批判に酷く落ち込んでしまうタイプの人間でした。
また、昔から「興味を持ったら即行動!飽きたら即停止!」タイプの人間で、次に相手と会う時までには、ハマっていることが毎回コロコロ変わります。
過去の付き合いの中には、それをよく思っていない人もいました。
ある時突然「本当に長続きしないね」「すぐ飽きるから信用できない」と言われて、さらに弱っているところに「そもそも気分屋すぎ」など、追い討ちをかけられたことがあります。
相手は学生の頃からの仲だったので、突然の批判に驚きを隠せませんでしたし、素直にメチャ落ち込みました。毎日、寝る前に色々と考えてしまったり。キツかったですねぇ。
そんな傷心の自分を救ってくれたのが、ホリエモンこと堀江貴文さんとの出会いでした。
堀江さんに出会ったきっかけは、好きなブランドの代表である荒井さんと初めてお会いした際に、会話の中で「俺ホリエモン好きなんだけど、〜」と聞いて、興味を持ったことでした。
YouTubeで「ホリエモンチャンネル」を観まくっているうちに彼の魅力にとりつかれ、『ゼロ』を購入し、有料メルマガを登録するなど、どんどん彼(とその思考)にハマっていきました。
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自分の心の傷を癒してくれたのは、以下の動画や文章でした。
成長が速かったり、絶えず新しいことを仕掛けている人は、みな「飽きっぽい」。
短期間に一つのジャンルにメチャクチャにハマっていたかと思ったら、次に会ったときには全然違うことをやっている。
飽きっぽいといっても、短期間にものすごい勢いで熱中しているから、人並み以上の知識と経験が身につき、仕事に役立つ武器となる。
出典:堀江貴文「多動力」
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落ち込んでいた自分を救ってくれた堀江さんと、(意図的ではないとしても)出会いのきっかけを作ってくれた荒井さんには、本当に感謝しています。ありがとうございます。
無知は悪!理論武装しておけば落ち込まずにすんだかもしれない
この体験から、「無知は悪」という言葉の本質を理解しました。
もし自分が批判されたあの時に堀江さんと出会っていたら、落ち込まずにすんでいたかもしれません。
あの時点では無知だったからこそ、批判によって心は傷つきました。
克服した今でもたまにあの日のことを思い出してしまうことから、痛みは消えても傷跡は残っていることが分かります。
朝、風呂入ってると小学校の時にいじめられたあの時間が、頭の中でガチャンて音を立てて再生される時がある。再生されるのは朝の風呂の時間が多い気がする。胸の辺りがかゆくなる感覚に襲われる。あの時、学校に行かないって選択をとればよかったと40越えても後悔してる
— 燃え殻 (@Pirate_Radio_) 2018年6月25日
こういうのって、たぶん一生消えないんでしょうね。
グシャグシャにした紙をシワがない状態に戻すのが不可能なように、一度でも傷つき壊れてしまった心は、完全に元に戻ることはないんです。
これも全ては、無知だった故に自分を守る術を知らず、攻撃をモロに食らってしまった自分に原因があります。
また、無知のままだと自分もあの人と同じように無意識的に他人を傷つけてしまうことがあるのではないか?と恐ろしくなります。
無知によって人を傷つけてしまうかもしれないし、自分が傷ついてしまうかもしれません。
無意識的に他人に危害を加えないためにも、自己防衛という意味でも、「無知は悪」なんだなぁ、と痛感しています。
しかし、この事情によって自身の無知を認識できたのは収穫でした。
あの時の批判に対して感謝することは絶対にありませんが、つらい体験を英知に変換することができた自分を、今は素直に褒め称えています。
The only true wisdom is in knowing you know nothing.
- Socrates (ソクラテス) -
唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある。
出典:ソクラテスの英語の名言・格言集。英文と和訳 | 癒しツアー | Page: 2
だから今は、インプットとアウトプットを習慣化して理論武装する作業を毎日続けています。
- 四六時中Twitterを見る
- たくさんYouTubeを観る
- たくさん本を読む
- たくさん音楽を聴く
- たくさん映画を観る
- ツイートする
- ブログを書く
多くの思考や行動に触れて、「いいね!」と思うものをキュレーションしていくことで、最強の防具をこしらえるための作業です。
また、モンハンのように相手やシチュエーションや時代によって最適な防具は異なるので、それらに柔軟に対応できるようにバリエーション豊かな防具を揃えていくことが大切ですね。
皆さんもぜひ、他人を傷つけないために、そして自分を守るために、たくさんインプットとアウトプットを繰り返して理論武装してください。
たぶんぼーっと生きているだけでは、他人を傷つけてしまうし、自分を守ることができないんです。
アンチコメントを残すような人が本人からしっぺ返しを食らうと、すぐ鍵垢になったり、ツイ消ししたり、垢消ししたりすることからも、これが伺えますよね。