ひふみん(加藤一二三さん)の現役最後の試合が泣ける…

将棋はしないしテレビも観ないので彼のことはよく知らなかったのですが、この動画を観て素直に「カッコいいなぁ」と感動しました。

人生のうちの63年を捧げてきた将棋の世界から退く瞬間。彼は帰りのタクシーの中で何を思い、帰宅後にどれほど枕を濡らしたのでしょうか?考えるだけで胸と目頭が熱くなります。

正直に言うと、この映像を観るまでは彼のことは「なんか変な人」というイメージでした。恐らくテレビを観ないなりにもメディアの影響を受けていたのでしょう。けしからんことです。

コメント欄にもありますが、何か1つに突出している人は他のことが何もできなかったりして、それが逆に魅力的だったりします。ひふみんはその典型例でしょう。

メディアはそれを面白がって彼をオモチャにしている(た?)んです。

まぁ話題の(目立っている)人は出演するだけで画になりますし、適当にイジるだけで簡単に面白くなりますからね。メディアが彼に群がっていたのも分かります。

そういえばメディアが彼をイジった映像を少しだけ観たことがありますが、ひふみんは非常に紳士的な対応をしていて素敵でした。

「構わないけど」「これ面白いでしょ?」と、若者の悪ふざけを寛容な心で受け止めている姿勢が尊敬できましたね。

まぁ悪ふざけなので良いですが、メディアは相手に失礼のないように対応して欲しいですね。接し方や伝え方ひとつで、その人の大衆への印象は大きく変わってしまいますから。