平成生まれの僕たちは、次の元号生まれをバカにしないことを誓う。

今年(2018年度)で平成が終わります。

平成生まれの皆さん、ついに自分が生まれた元号以外の時代に突入しますよ!お気持ちはいかがでしょうか?

(という自分も平成生まれなんですけどね)

自分の周りでは、

「切ない」

「おっさんになった気がする」

「やっと平成イジりから解放される」

…といった意見が飛び交っています。自分も概ね同意です。

平成元年生まれが今年29歳ということで、2018年時点では平成生まれは全員が若者です。

若者であり、かつ最新の元号生まれということで、冒頭で紹介したツイートに書かれているように「なにかとバカにされる」ことが多いです。

自分は平成2年度生まれですが、この頃は「ゆとり教育」が始まった時期でもあるので、ディスられる時は大抵『ゆとり』という悪口もセットですね。

「平成生まれのゆとりは我慢が足りない」
「平成生まれのゆとりは努力できない」
「平成生まれのゆとりは自分に甘い」

…など、耳にタコができるほど言われました。

いや、そんなの「平成生まれ」とか「ゆとり」は関係ねぇだろ!人によるだろ!!勝手に決めつけんなよ!!!悪口しか言えねぇなら俺らに話しかけてくんなボケ!!!!

心の中でそう思いながら、必死に耐えてきました。平成生まれのあなたなら、きっと分かってくれるはず。あれ、ハッキリ言って死ぬほどウザいんですよね。

「平成生まれ」「ゆとり」へのディスは、全て若者(若さ)への妬みによる攻撃であり、その発信源は全て「老害」によるものです。

年代(年齢)で差別するのは「エイジハラスメント」、立派なハラスメント案件です

ご存知の方も多いと思いますが、年代(年齢)で差別するのは「エイジハラスメント」(=エイハラ)と呼ばれています。

「平成生まれはバカ」
「ゆとりは自分に甘い」

こういった言葉は、立派なハラスメント案件です。軽率には使わない方がいいですね。ヘタすると訴えられますよ。

逆に若者も、

「もう歳なんだから出しゃばるな」
「ジジイ/ババアは黙ってろ」

なんて言葉を使うとエイハラですので、気をつけましょうね。

平成生まれの僕たちは、次の元号生まれをバカにしないことを誓う

今まで「平成生まれ」「ゆとり」を散々ネタにされてきて思うのは、『この惨劇を二度と繰り返してはならない』ということです。

自分たちが辛い思いをしたからといって、次の世代にも同じことをしてしまったら、何も進歩していないことになります。悪い意味で時代を繰り返しているだけです。

そんな時代は直ちに終わらせなければいけません。だからこそ、次の世代の若者をディスる風潮は、平成で最後にしましょうよ!って話です。

次の元号生まれの子が大人(20歳)になる頃、平成元年生まれ(平成生まれ最年長)は50歳です。平成2年度生まれの自分は49歳ですね。

50歳前後なんてまだまだ若いし、当然若者と関わる機会も多いはずです。

だからこそ、「若者をディスる老害にはならない!」という確固たる信念を持って、今のうちから準備していかないといけません。

平成生まれは、エイハラの傷みを知っています。傷みを知っているからこそ、人に優しくできるんです。

そんな我々なら、「次の世代の若者をディスる」風潮を変えることが絶対にできる!と確信しています。

「若者をディスる」という悪い風潮を、歴史を、平成生まれの我々の力で変えてやりましょう。

やさしい世界は、きっとそこにあると思うから。