見返り(リターン)を求めるのは与え続けて必要とされる人間になった後だ
花嫁さん「結婚式のご祝儀に13万円入れられない人間は裏切り者。たった13万しか求めてないのに払えないの?」 https://t.co/bRSMhb9e6S
— オレ的ゲーム速報@刃 (@Jin115) 2018年8月29日
ここまで自己中心的な人っているんですね。世界って広いなぁ。お相手の方はこんなアホと結婚しなくて済んで良かったですね。いやぁ、勉強になりました。
求めるだけで与えない脳内お花畑人間
「夢の結婚式」を実現するためにゲストに1,500ドルもの大金を求めたそうですが…、こんなん無理に決まってるじゃんw
金額の大きさは置いておいて、この新婦の態度ですよ。
彼女は自分の「夢の結婚式」を実現することしか頭になく、ゲストや新郎や親族のことなんて1ミリも考えていません。
・たった一日だけでもカーダシアンになりたかっただけなのに。予算を削れだの、高すぎるだの、どうしてみんなしてネットで私の悪口を言うんですか?SNSのせいで私はパラノイアになってしまったので、一度アカウントを削除し自分探しの旅に出ます
出典:花嫁さん「結婚式のご祝儀に13万円入れられない人間は裏切り者。たった13万しか求めてないのに払えないの?」 : オレ的ゲーム速報@刃
子どもがオモチャを買ってもらえなくて散々ダダをこねたあげく、ふてくされてダンマリを決め込んでいるかのようですねw
これがギャグじゃなくて本気で言ってるんですからね…。
脳内お花畑とはまさにこのことです。一体どんな環境で育ってきたのか、怖いもの見たさで興味がありますねw
資金が必要ならクラウドファンディングやればよかったじゃん(絶対失敗しただろうけど)
そんなに資金が必要だったら、クラウドファンディングすればいいじゃん、って話です。
自分のやりたいこと(プロジェクト)について熱く語ってその魅力をオンラインで上手くプレゼンして、支援額に見合ったリターンを準備すれば、自ずと成功しますよ。
SNSでグチグチ言ったり、ご祝儀を送ってくれない人にカリカリするリソースを、クラウドファンディングに費やせばよかったのでは?と思います。
あなた自身にとってはこの上ないほど魅力的な「夢の結婚式」だったわけですから、上手くやれば支援者は増えて目標金額を達成できたと思いますけどね。
まぁそもそも自分のことしか考えていないし、求めるだけで与えようとしないアホなので、「そうだ、クラウドファンディングだ!」という思考に及ぶことはなかったんでしょうが。
そもそも「友人=金ヅル」的思考がクソすぎる
唯一5,000ドル出すと言ってくれた親友、あのクソ野郎も断りやがったのです!ショックで私の目には涙が溢れていました
・最後に私を裏切ったクズ野郎どもへ、もうあなたたちとはサヨナラよ。これからはお金を出すと言ってくれた本当の友人だけを信じるわ
出典:花嫁さん「結婚式のご祝儀に13万円入れられない人間は裏切り者。たった13万しか求めてないのに払えないの?」 : オレ的ゲーム速報@刃
…何言ってんの?
何のリターンもなしに1,500ドルもの大金を要求したと思ったら、今度はお金を出さない人をクソ・クズ呼ばわりですか。すごいですねー。
お金を出す人だけが「本当の友人」ってことは、つまりあなたにとっての友人とは「金ヅル」ってことなんですね。それは何とも美しい友情ですねー。すごいですねー。
8人の友人が1,500ドルの小切手を送ってくれたそうですが、こんな人間性では近いうちに見切られてしまうでしょうね。
・一人1,500ドルは絶対におかしな金額ではありません。だって人生で一度にしかないパーティなのです!
出典:花嫁さん「結婚式のご祝儀に13万円入れられない人間は裏切り者。たった13万しか求めてないのに払えないの?」 : オレ的ゲーム速報@刃
いや、あなたにとっては人生に一度しかないパーティーであり「夢の結婚式」なのかもしれませんが…。
ゲストにとっては他の結婚式と変わらないし、パーティーに参加するだけで1,500ドルなんて、普通の感性の持ち主であればおかしな金額だと思うのは当たり前です。
金額相応のリターンが見込めるのであれば、話は別ですが…。ハリウッドスターがゲスト出演するとか、グラミー賞を受賞したアーティストが生歌を披露するとか。
求めずに与え続けてリターンがあったらラッキー!くらいに考えよう
自分はこの記事を見て、明日は我が身だと感じました。
というのも、自分は日常的にブログやSNSを更新しているので、どうしてもリターンを求めてしまいがちです。
具体的に言うと、
「一生懸命考えて趣向を凝らしたツイートだから『いいね』して欲しい!」とか、
「ゲームしたい気持ちを抑えて丹精込めて書いた記事だからたくさん読んで欲しい(PVが増えて欲しい)」とか、
ふとした拍子に考えてしまいがちです。
これ、程度の差はありますが、本質的には今回紹介した新婦と何も変わらないんですよね。
与えることなく、周囲にリターンを求める思考は愚かですね。猛省します。
そこで思考を変えて、
「一生懸命考えて趣向を凝らしたツイートを量産してフォロワーに『笑い』『教養』『有益な情報』を届けよう!それで『いいね』してもらえたらラッキーだよね」とか、
「丹精込めて毎日記事を書いて文章を上達しよう!有益な情報を提供しよう!問題を解決しよう!誰かに笑ってもらおう!それでPVが増えたらラッキーだよね」とか、
そう考えることにしました。
まずは与えることだけにステータスを全振りして、誰かに必要とされる人間にならなければダメなんです。
そして、気付いた時には誰かに必要とされる人間になっていて、いつの間にか周囲からリターンがある状態になっているんですよね。
成功者は皆そう。徹底的に周囲に与え続けて、最終的にはそれ以上の莫大なリターンを受け取っているんです。
まだまだリターンを求めるフェーズではないので、今は淡々と与え続けることに専念します。欲しがりません勝つまでは。
今回紹介した胸糞新婦さんは、この思考に至るきっかけを作ってくれたので、その点においては感謝ですね。