未来から見ればいつだって今は嫌な時代(ベーシックインカム編)
AIが仕事奪ってかつ、みんなの銀行口座に月々50万円勝手に振り込まれる社会を作れるように頑張ります。だからチカラを貸して欲しい。 https://t.co/rGtyP4Vn1E
— 山本一成🌟Ponanza (@issei_y) 2018年6月12日
たぶん近い将来、ベーシックインカムの導入によって、人々は「生活のための労働」から解放されます。
つまらない単純作業はロボットやAIに任せて、やる必要のない労働から解放された時、人々は「本当にやりたいこと」しかやらなくなるはずです。
「AIに仕事を奪われる」と恐れる必要は全くありません。
AIに仕事を奪われることを恐れている人は、根本的に勘違いしているんですよね。「AIに仕事を奪われる」=「収入が途絶える」=「生活ができなくなる」と。
そんな人に教えてあげたいのですが、「AIに仕事を奪われる」ことは、収入が途絶えることではありません。
簡単に言うと、AIが我々の代わりに24時間休まず働いてくれたおかげで得たお金によって、人間が労働しなくても生活できるようになるってことなんですよ。
「AIに仕事を奪われる」というより、「AIが代わりに仕事をやってくれる」と言った方が、事実に近いですね。
これがベーシックインカムの仕組みです。このように、人間はAIに労働してもらって得たお金で生活するようになります。
こうして我々は「生活のための労働」から解放されます。
そんな世の中になった時、人々はどんなことをして毎日を過ごすのでしょうか?
それは考えるまでもなく、「本当にやりたいこと」だと思っています。
全員が生活(お金)の心配をすることがなく、「本当にやりたいこと」をただひたすらにできるようになった世界は、きっと人間的で文化的な、豊かな世界になっていることでしょう。
ゲームが好きな人は毎日ひたすらゲームをやって神プレイを連発できるようになり、絵を描くのが好きな人は自分の描きたい絵だけをひたすら描き続けて独創的な表現力が身につきます。
今の時代では「プロ」しかそれができませんが、ベーシックインカムが導入された世界では、誰もがそれをできるようになります。
自分でお金を稼ぐ必要がないので、全てが「自己満足」で良くなるんですよ。好き勝手やってればいいだけ。最高ですよね。
そんな誰もが夢中になれることにとことん向き合える世界。今の時代では考えられませんが、実はもうすぐそこまで迫っています。
だからこそ、今のうちから「本当にやりたいこと」を見つけたり、「自分の強み」を育てておくのは大切ですよね。
仕事だけしか能がない人間は、「AIに仕事を奪われる」と同時に、自分の価値を見失ってしまいますからね。
ベーシックインカムが導入された時代から見たら今が「嫌な時代」なのは間違いない
ベーシックインカムが一般的になった未来では、「昔はお金(生活)のために1日8時間以上拘束されて、さらに鬱病になったり過労死してまで働かなければいけない嫌な時代だった」と言われているはず。現代では「昔は学校での教師による体罰が横行している嫌な時代だった」と言われているのと同じように。
— シュウヘイ@毎日ブログ更新中 (@lrg_shuhei) 2018年6月13日
過去が今と比べて「嫌な時代」であるのは当然です。
それは時代が進むにつれて健全な未来を育み、人類が発展している何よりの証拠ですからね。
AIが急速に発展してベーシックインカムの導入に拍車が掛かっている最近の動きも、人類が発展するための健全な未来を育むための過程なんですよね。
今の時代への不満や怒りといった「負の感情」がトリガーとなって未来を変えるために努力することができるのが人間です。
現状に満足しないからこそ、こうして人類はどんどん発展していってるんです。
そして、今の時代からしたら夢のような「ベーシックインカムが導入された未来」でも、今の時代と同じように、何らかの不満や怒りが蔓延しているはずです。
過去からしたら「体罰なんてあり得ない未来」である今は夢のような時代なのに、我々はこの時代に不満タラタラですからね。
夢の時代が実現するたびに、また新たな不満や怒りが生まれることは、「わがまま」でも「贅沢」でもなく、人類の順当な進化の過程なんだと思っています。