親のエゴで産んだんだから子供に親孝行を求めるなよ
「誰が産んでやったと思ってるんだ」「誰が稼いでると思ってるんだ」「親孝行しろ」といった類いの思考および発言をする人間はクズです。心の底から軽蔑します。
そもそも「子供を作る」という行為は親のエゴでしかありません。
子供とは、親が「子供が欲しい」と思ったから、または避妊を怠ったから生まれた命です。
つまり親であるあなたがたの勝手な判断や行動によって誕生させられたわけです。
それを棚に上げて「産んでもらったこと」に感謝させたり、お金の心配をさせたり、親孝行を求めるとか、どこまでも自己中心的なクズ人間ですね。
もし子供が「わたしを産んでください!」と懇願したのであれば話は別ですが、生まれる前の子供はどうやっても親に会って話すことなんてできませんからね。…当たり前ですが。
たとえ冗談でも「親孝行してね」と言っている親を見ると、虫唾が走ります。
「親孝行」とは子供に感謝されている親のみに認められる特権
親孝行とは子供が自分の意志でするか・しないかを決めるものです。親が子供に求めたり、強いるものではありません。
親が子供を勝手に産んだのと同じく、親に感謝するもしないも、全て子供の勝手なんですよ。
親孝行してもらえたら、感謝されるような育て方ができたってことです。
親孝行してもらえなかったら、恨まれるような育て方をしてしまったってことです。
それだけです。
親が強いたり、子供が責任を感じるものではなく、然るべき関係の間に自然と生まれるものが本来の「親孝行」だと思うんですよね。
自分は「親孝行している」側の人間だけどね
ここまでの書きっぷりだと、まるで親孝行しない自分を正当化している内容のように思えるかもしれませんが、実は自分は「親孝行している」側の人間です。
実家に帰る時には大抵は美味しいものやプレゼントを買っていきます。
(電車に乗り遅れそうになって買えないこともしばしばですが)
先に書きましたが、別に自分は「親孝行しなければならない」という責任を感じているわけではなく、単純に「喜んでもらいたい」からそうしているだけで、感情本位での行動です。
話が逸れますが、「大切な人に喜んでもらうために」ってのもまた、自分のエゴなんですよね。
皆、自分が嬉しいから「大切な人に喜んでもらいたい」んですよ。
誰もが「自分が喜ぶため」に、「大切な人に喜んでもらいたい」と思うんです。
これって究極のエゴイストですよね。
こう考えていくと、エゴイスト(利己的)なことってカッコいいじゃん!って思えるんですよね。
この辺の話は、「BUMP OF CHICKEN」のボーカル&ギターである藤原基央さんの『ひとりごと』の解説が分かりやすいです。
興味がある方はぜひ聞いてみてください。オススメです。
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親も子も「勝手に」生きようよ
親の勝手で子を産み、子の勝手で親孝行するorしない。それでいいんじゃないですかね。
みんな勝手に、利己的に生きていればいいと思いますよ。
ただ、後悔だけはしないようにね。