初対面のワンちゃん(犬)には礼儀礼節をわきまえて挨拶しよう

外出中に可愛いワンちゃんに出会った時に「かわいい〜!なでてもいいですか??」とフレンドリーに接するのは良いことですが、その際は礼儀礼節をわきまえた対応をお願いします。

ワンちゃんたちも我々と同じ生き物であり、感情があります。人間と同じで相手にされたら嫌なこと・ムカつくこと・怖いことがあるんですよ。

そのことについて非常に分かりやすく解説されている素晴らしいツイートだったので、自分のブログを通してシェアさせていただきます。

せっかくブログで紹介させていただくので、解説もはさみつつ紹介します。

初対面の犬の頭を撫でてはいけない理由

いきなり初対面の人間が近づいてくれば、我々人間でも緊張しますよね?

それに会ったこともない人が目の前に現れた途端に、いきなり頭の上に手をかざしてきたらどうでしょう?

「マズい!やられる!」と警戒して、防衛本能が働きますよね?

これ、ワンちゃんたちも同じなんですよ。

しかも相手は自分より何倍も身体の大きい人間です。我々人間で言ったらホッキョクグマとかホオジロザメに襲われているのと同じなんですよね。

そりゃあ怖いですよ。死を覚悟するかもしれません。防衛本能が働いて噛み付いてしまうのは無理もありません。

初対面の犬と目を合わせてはいけない理由

動物界において「目を合わせる」という行為は、敵対的であることを意味します。

冒頭で紹介したツイートの中にある通り、「ケンカを売られている」と思われてしまいます。

これ、人間の赤ちゃんも一緒ですし、人間のヤンキーも「ガン飛ばしてんじゃねーよ」とブチギレてきますよね?そういうことです。

匂いを嗅いでもらう時に握りこぶしにする理由

いきなり手のひらを向けるとワンちゃんは警戒します。

「パーの形」は大きくて犬の視界を占領するので、恐怖心を与えてしまいます。さながら相手を威嚇するためにエリを広げて身体を大きく見せようとするエリマキトカゲです。

初対面のワンちゃんと接する時は「グーの形」を作ってから、視界の下から手を差し出しましょう。

こうすることで、ワンちゃんは安心してあなたの匂いを嗅ぐことができます。

まとめ:ワンちゃんの気持ちを汲み取って初対面なりの配慮をしよう

犬も人間と同じく生き物ですので、感情があります。初対面の人が目の前に現れれば緊張しますし、されたくないことをされたらムカつきます。

「ワンちゃん大好き!」「かわいい!なでたい!」と思うのは素晴らしいことですが、ワンちゃんの気持ちを汲み取るための知識と、それに対する配慮は持ち合わせてくださいね。

仕事なり趣味の集まりなりで初めて会う人には失礼がないようにリサーチしたり、身だしなみを整えたりしますよね?

それと同じことをワンちゃんに対してもしてあげるのが当たり前のエチケットだという話です。

ワンちゃんは飼い主さんの大切な家族なんですから、決して失礼のないようにしてください。

参考記事: