難易度を気にする人は基本的に努力不足!?

音楽や勉強を嗜んでいると、必ず「難易度厨」が現れます。

具体的には、「ギターなんて簡単」「ボーカルの方が難しい」「合格率が低い資格の方が難しい」なんて豪語する人のことです。

自分はこの意見に賛同できません。

確かに敷居の高さ(とっつきやすさ)の差はありますが、全ての物事において「人を感動させられるレベル」に上達することは、例外なく難しいと思っているからです。

そもそも土俵が違うので比べるまでもないんですが、どうしても難易度を定義して比べたがる人って多いです。

少なくとも常日頃から歌を嗜んでいる自分にとっては、20曲を暗譜してステージで歌うことより、手と足が違う動きをするドラムの1フレーズをスタジオで演奏する方が、はるかに難しいですからね。

難易度を気にするのは努力不足の証拠

難易度をつけたがる人って、基本的に努力不足なんです。

あなたの努力が足りなくて伸び悩んでいることを「難易度」のせいにして逃げているんですからね。

あなたがやっていることより他人がやっていることの方が簡単そうに見える時は、あなた自身の努力不足を疑ってください。

難易度うんぬんではなく、単純にその人より努力していないだけの話ですからね。

その結果として、その人との差が生まれているんです。難易度の差ではなく、正しい方向性でしっかり努力しているか否か。この差なんですよ。

あなただけが努力しているんじゃないんですよ。周りの人もまた、それ以上に努力しているんです。

難易度なんてのは存在しません。そんなのは世の中やあなた自身が勝手に決めつけているだけです。マヤカシです。

繰り返しになりますが、全ての物事において「人を感動させられるレベル」に上達することは、例外なく難しいんです。

「ギターの方が簡単」なんて意味の分からないことを考えているヒマがあったら、少しでも多く練習しろ!手を動かせ!頭を使え!って話です。

死ぬほど努力してるのに、それを見せない・感じさせない人はカッコいい

努力は自慢するものではありません。

誰にも見えないところで死ぬ気でもがいて、華々しい結果だけを見せつけるのがカッコイイんですよね。

月並みですが、優雅に水面を泳いでいる美しい白鳥も、水面下では必死で足をばたつかせてもがいているのと同じです。

反対に努力を見せつけたり、自慢したり、アピールした時点で、めちゃダサいんですよね。まぁ、気持ちは分かりますが。

こういう話をすると、GACKTさんのラジオを思い出しますね。

歌が上手くなりたい人は、ぜひ聴いてみてください。GACKTさんの親切丁寧な回答と、優しい低音ボイスにより、男でも惚れてしまいます。ちなみに自分は惚れました。

自分も声楽をやっていたので、このトレーニングは沢山やりましたねぇ。1年目は毎日チューナーとにらめっこしていました。

歌う前に、音階(ドレミファソラシド)を完璧に出せるように練習して、音の狂わない楽器を準備するんです。声楽家は身体が楽器ですからね。

このトレーニングを繰り返すことで、ピッチが高い・低いといった、いわゆる「違和感」に敏感になります。

違和感に敏感になることは、上達への第一歩。違和感があったらそれを潰すのを繰り返すことで、さらに上達に拍車がかかりますからね。

こういう地味で地道な努力を繰り返して上達した後で「なんでそんなに上手くなったの!?」と聞かれた時に、「別に」「なんとなく」って答えるのがカッコイイんですよね。

また、GACKTさんのように体験談を踏まえて人に成功へのプロセスを伝えることができるのも、メチャカッコイイです。プロとして活躍されているので、説得力がハンパないですし。

要するに、GACKTさんがおっしゃる通り「もがけ」ってことですね。それも白鳥のように水面下で誰にも見せずに、というのが前提です。

まとめ

今回の内容のまとめです。

難易度厨へのメッセージまとめ

  • 難易度の差ではなく努力不足の表れ!
  • 難易度なんて存在しない!無駄なことを考えるヒマがあったら手を動かせ!
  • 見えないところで努力しろ!水面下でもがく白鳥こそ美しい!

くだらないことをグダグダ考えるヒマがあったら、必死こいてもがけ!って話ですよ。

当たり前ですが、成功する(必死にもがいている)人には、難易度とかいう無駄な考えが入り込む余地はないんです。