御礼の返信や挨拶の返事は「気遣い貯金」である

「たられば」さんのツイートに非常に共感しました。本当にその通りなんですよね。

御礼の返信は超大事。それがあるかないかで次回以降の対応は180度変わる

仕事で他人に質問や頼みごとをする時、その後の一手によってあなたの印象は決まってしまいます。

先輩に質問をした時に「じゃあメールで送っとくよ」と気を遣ってもらった後、あなたはそのメールに御礼の返信をしていますか?

御礼の態度や内容は、人間性を判断する際の重要なバロメーターになります。

他人の善意や好意を汲み取ることができ、それに感謝の気持ちを抱くこともでき、それを明確に示して相手に伝えることができるのは、非常に優れた能力ですからね。

それができるかできないか。その部分をしっかり見ている人って、あなたが思っている以上に多いですよ。

御礼の態度や内容によって、その人との今後の付き合い方は変わってくる、といっても過言ではありません。

「お気遣いありがとうございました!大変助かりました。今後とも宜しくお願い致します!」

…という具合に、御礼の返信ができる後輩がいたとします。

さらに後日その後輩が「先輩〜今度はこれが分からないんです〜(泣)」と泣きついてきたとしましょう。

先輩としては、たとえ忙しくても「しょうがないなぁ、またメールで送っとくから待っててな」と、親切丁寧に対応してしまうはずです。

逆に御礼の返信ができなかった後輩は、「忙しいから後で」と適当にあしらわれてしまいます。御礼も言えない人に気遣いをしても、損した気分になるだけですからね。

このように感謝する心を持っていて、それをきちんと伝えることができる後輩を、可愛くないと思っている先輩は存在しません。もちろん例を挙げた通り、逆も然りです。

それほど御礼というのは重要であり、人付き合いの上では不可欠なものなんですよね。

「口頭でお礼を言ったからいいやん」と思っているそこのあなたは超危険。ヘタすると、次は塩対応を受けてしまうかもしれませんよ。

御礼だけじゃなくて挨拶の返事やプライベートのお誘いだって同じこと。感謝や礼儀を示すことで「気遣いの貯金」は増えていく

仕事での御礼に限った話ではなく、挨拶の返事だったり、友人や異性からのお誘いに対する御礼でも、全く同じことが言えます。

挨拶した時に気持ち良く返事ができる人には明日も挨拶しようと思いますし、飲み会や旅行に誘った友人や異性から「今日は楽しかった!ありがとう!また誘ってね!」とLINEが来たら、次も誘おうと思います。

これらも全部「気遣いの貯金」なんですよね。

御礼や挨拶の返事は普段から積極的に行うことで習慣化して、将来のために気遣い貯金をたくさんしておきましょう。

年老いてからの貯蓄ゼロは怖いですよ〜。

もう御礼や挨拶の返事をしないことが習慣になっているので貯金ができるわけもなく、誰からも善意や好意を受け取ることができないまま、人生を終えることになります。

そうはなりたくないですよね?

であれば、今のうちか‪ら御礼や挨拶の返事をすることを心掛けて、「気遣い貯金」を習慣化しましょう。