「死んだらどうなるの?死後の世界はあるの?」→高須幹弥さんの回答が凄い。

「死んだら無になるのが合理的な考え方」

「死んだ後のことを考えるのは愚か(無駄)なこと」

「死んだ後のことを考えるのではなく今この人生をどう生きるかを考えた方がいい」

全くその通りであり、深く共感しました。

「なぜ外科医である高須幹弥先生に死生観の話を?」というツッコミを入れたくなる気持ちも分かりますが、だからこそ中立的かつ公平な意見を述べられています。素晴らしいですね。

死後の世界については臨死体験をした方や宗教家の間で様々な意見が飛び交っていますが、自分も高須幹弥先生と同じ意見です。

「死んだら無になる」。というか「無に戻る」んですよね。

生まれる前は誰もがこの世には存在しない「無」だったわけで、死ぬことによって存在が消えて、また無に戻る。それだけの話です。

動画内でも触れられていますが、昔は「人間はどうやって生まれたか?」が学術的に証明されていませんでした。

だから人間は「神が自分の姿に似た生物を人間として作った」という物語を創造して、誰もがそれを信じていました。

死後の世界や輪廻転生も同じです。死を恐れる人が安心できる・救われるように、人間にとって都合の良い物語を人間が考えてその説を普及させる。これが宗教の始まりです。

でも、時代が進むにつれて「人間はどうやって生まれたか?」は解明されました。

つまり、代々受け継がれてきた話は学術的根拠のない作り話だったということが、時代の進歩によって証明されてしまったんです。

だから、今の世の中に蔓延している死後の世界や輪廻転生の説もただの作り話である可能性が高い、と考えることができます。

もちろん、断言はできないんですけどね。自分含め、この世にいる全ての生き物は死んだことがありませんから。

「死んだらどうなるか?」の実体験に基づいた見解はこの世には存在しないんです。

最後に

高須幹弥先生もおっしゃっていますが、死後の世界や輪廻転生は作り話の可能性が高いとは言っても、宗教が悪いとか意味がないとは思いません。

宗教は真面目かつ他人に迷惑をかけない範囲で信仰すれば、基本的には「良い行いをすれば天国に行ける」という教えを守ることに同じなので、良い人が出来上がるはずですから。

それは素晴らしいことですし、信仰は自由ですから。どんな考え方や生き方をしていても、お互いを尊重できる世の中になると良いですね。