これは勉強したくなる!足し算の評価(加点方式)の先生が素晴らしい

これは素晴らしい!このような先生な増えることを願います。

子どもたちは授業の範囲を超えたがんばりを認めてもらえて嬉しいですし、結果が数字として明確に分かるので、ゲームのように点数を伸ばすことに夢中になります。

子どもたちの可能性を広げてあげるのが教師の仕事ですからね。この先生はそれを理解していて、しっかり実行しています。いい仕事してますね〜。

逆にがんばりを認めてもらえないと可能性が狭まる(昔話題になった「掛け算なにこれ?」事件が代表例)

がんばりを認めてもらえると嬉しくてさらに結果を出そうと思って勉強に夢中になりますが、逆もしかりです。

以前話題になった「掛け算なにこれ?」事件を覚えていますか?

実際は正解なのに、まだ「掛け算を教えていないから」という理由でバツにされてしまった、とても悲しい事件です。

これ、教師として失格ですよ。

先に書いた通り「子どもたちの可能性を広げてあげる」のが教師の仕事です。

授業の範囲を超えたがんばりを認めるどころか「教えてないことをやるとはなにごとだ!」と罵倒するような採点(態度)を取るなんて、ありえません。

きっとこの子は「授業で習っていないことをやると怒られる」と思い込んでしまい、授業の範囲を超えた勉強をしなくなり、学校でも目立った行動を取らずに慎ましく生きるようになるでしょう。

まさに「萎縮」している状態です。

「なにこれ?」の一言で、授業の範囲を超えた勉強のやる気を阻害することで将来難関校に合格する可能性を狭め、さらに没個性の量産型人間になるきっかけを与えてしまったんですよ。

教師として失格だと思いませんか。

できる・できないは別として、教師の指導によって、子どもの可能性を狭めているんですから。

こういう教師は、とても仕事(役目を全う)しているとは思えません。給料泥棒です。

しかも、子どもの将来まで食いつぶしているんですからね。重罪ですよ。

世のパパ・ママたちは、子どもの声を真摯に受け止めて、おかしいところは学校側に抗議することをいとわない姿勢を持ってください。

無能な教師にあたってしまって怒りや悲しみに打ちひしがれる子どもにとっては、あなたたちだけが頼りなんですよ。

部下の可能性を広げられない上司も社会人失格

学校に限らず、仕事でも同じことが言えます。

部下の小さながんばりを認めて成功体験を積ませてあげられない無能な上司が、この世には多すぎます。

だから、SNSでも居酒屋でも、どこに行っても会社や社会に対しての悪口や愚痴ばかりが聞こえてくるんです。

事実として自分も、記憶している限りでは直属の上司からは一度も褒められたことがありません。対して、何かやらかした時は抜け漏れなくしっかり注意されます。

人間は失敗する生き物なので、どんなに優秀な人でも日々注意されます。

褒められないまま注意され続けたらどうでしょう。まるで自分という人間を否定されている気分になり、自分は無価値だと錯覚してしまいますよね。そりゃあ、自信もなくなりますよ。

自己肯定や自己正当化だけでは自信にはつながりません。他人からの評価があって初めて承認欲求は満たされるんですよ。これが「成功体験」の本質です。

これは自分だけではなく、会社に不満を持っている全ての社会人も同じ境遇であることを確信しています。

人間は子どもの頃から大人になった今まで、褒められることでしか自分の価値を感じることができません。

それを理解せずに部下を褒めないのは、人の上に立つ上司として失格です。給料泥棒です。

まぁ人を褒めるのってセンシティブなことで難しいんですけどね。同じ空間にいる人が褒められていると劣等感を抱く人もいますし。ちなみに自分もそうです。

しかし、それをきちんと考慮して周囲への行き届いた配慮をした上で、部下を褒めることで成功体験を積ませてあげて成長させてあげることこそが、マネジメントなんじゃないですか?

自分はそれができない(やろうともしない)上司なんて、とても尊敬できないですね。

成功体験(褒められること)こそが仕事する意義

個人的には、お金(生活)のために仕事をしているわけではありません。

「自分の才能を発揮して活躍したい」
「感謝されたい」
「褒められたい」

この3つのために仕事をしています。お金はその中のほんの一部であって、それ自体は目的ではありません。

特に「褒められたい」の部分が強くて、褒められることがガソリンとなり、やる気スイッチになるんですよね。また、人を褒めるのも大好きです。

仕事する意義は十人十色ですが、自分のように「褒められたい」から仕事をしている人も少なくないはずです。

バンプの藤原基央さんも曲を作るのは「(メンバー・スタッフ・ファンに)褒められたいから」とおっしゃっていましたし、褒められることが目的の人は少なからずいると確信しています。

自分が納得いくまで精度をあげて仕事して、リソースを割いた分だけ他人に褒められることができれば、「次もがんばろう」と思えるじゃないですか。それが一番の給料なんですよね。

こういう考えが常にあるので、会社の規模や給与(初任給)ばかり気にして自分の本当にやりたいことを蔑ろにしている人を見ると、何ともやるせない気持ちになります。

大企業に就職して高給取りになったとしても、本当にやりたいことを我慢しながら生活するのは、はたして幸せなのか?と。

少なくとも自分は、大企業で罵倒されながらやりたくもない仕事をして毎月100万円をもらうより、ベンチャー企業でお互いを褒め合いながら毎月10万円をもらった方が幸せですけどね。

自分の会社(仕事)を紹介する時に、規模や給料の話をする人は嫌いですね。

そういう人って例外なく周りを見下す傾向があるので、胸くそ悪いです。

まとめ

今回の内容をまとめます。

まとめ

  • 足し算の評価(加点方式)の先生がいい仕事してる
  • 子どもの可能性を広げるのが教師の仕事
  • 子どものがんばりを認めないのは教師失格
  • 仕事でも同じことが言える
  • 部下のがんばりを褒めて成功体験を積ませられないのは上司失格
  • 人は褒められるために仕事をする

すべての人がお互いの可能性を広げ合える世界にしましょう。あの人のがんばりを認めて褒めちぎりましょう。

それだけで人の可能性はどんどん広がっていくんです。