副業禁止とか何様なの?会社が潰れたとき責任取れんの?

副業禁止の会社って、絶対に潰れない自信でもあるんでしょうか。

もし潰れたら、社員は副業していないので、基本的に全員が職を失います。そのためのリスクヘッジはできてるんですかね?

そのリスクについて考えていないのに副業禁止にしている会社があるとしたら、かなり無責任だと思います。

会社の仕事にだけ注力させておいて、倒産したら「ごめん、これからはそれぞれで頑張って」とか、身勝手すぎるでしょう。

「あれ欲しい」「もっと愛して」と尽くさせるだけ尽くさせておいて、ある日突然「好きな人ができた」と別れを告げてくる異性と同じ。経営陣は一生恨まれても仕方ありません。

もし自分が起業するなら、副業必須にしますね。どんなリスクがあるか予測できないし、生活を会社の収入だけに頼られるとか、重すぎて耐えられませんからね。

潰れた時の責任が取れないなら、副業を解禁して、社員には定時後に仕事以外のスキルを勝手に身につけてもらうことこそ、会社滅亡へのリスクヘッジなのではないでしょうか。

優秀な人は定時後もアクティブ

優秀な会社員は、定時後にも自分のやるべきこと・やりたいことをしっかりこなしています。将来を見据えているから、今やるべきことが分かっているんですよね。

そんな将来有望な人を副業禁止にするとか、正気の沙汰ではないです。見切りをつけられて退職されてしまうのも、時間の問題でしょうね。

副業禁止のデメリットを凌駕するようなメリットでもないかぎり、その会社からは優秀な人から順に辞めていくことでしょう。

時代の変化に順応できない組織が社会から淘汰されていくのは、ごく自然なことですからね。

週の半分は自分の時間なのにね

毎日定時で帰ったとして、拘束時間が9時間で8時間寝るとすると、1日あたりの余白時間は7時間。土日はフルで使えるとして、合計すると…。

7 × 5 (月〜金) + 24 × 2 (土日) = 83 ≒ 3.5日

そう、1週間のうち半分は会社の仕事以外の活動ができる時間なんですよ。それなのに副業禁止とかねぇ…。会社員は給料と引き換えに、人生の半分を無駄にさせられています。

「現状満足マン」になるな

副業禁止の会社員が人生の半分を無駄にされていることを知ったとしても、「我慢してれば給料もらえるし問題なっしんぐ」と考える人も少なからずいることでしょう。

なんだかんだ現状に満足しているから、そういう思考に陥ってしまうんです。Twitterで意識の高い人をフォローしまくってごらんなさい。落ち込むくらい自分が惨めに見えるから。

やりたくもない仕事をしているのに、毎晩まっすぐ家に帰ってはだらだらとゲームをしたり、酒を飲んで寝るだけの生活は、本当に幸せなのでしょうか?

人生はいつ終わるか分からないんですよ?そんな人生で、あなたは満足なんですか?あなたが小さい頃に思い描いていた理想の将来は、そんなちっぽけなもんだったんですか?

このブログの読者様に告ぐ!「現状満足マン」になるな!満足するのは「一本満足バー」を食べている時だけで十分だ!常に思考して今すぐ行動と改善をしろ!


会社も社員も現状打破しよう

会社は副業解禁しましょう。会社員は副業を始めましょう。

複数の仕事を掛け持つことによって、社員の仕事の幅が広がり、能力が高く優秀な人材へと成長します。

「社員は会社の財産」なんですから、これは会社にとって喜ばしいことではないでしょうか?

また、社員は副業をすることによって「どれか一つが駄目になっても大丈夫」という安心感が生まれます。

複数の仕事を掛け持つのは、複数の投資先を開拓してリスクを軽減させる分散投資と同じ。対して一つの投資先にだけ投資するのはただの投機で、ギャンブルです。

会社は試しに副業解禁してみてはいかがでしょうか?恐らく99%の社員は現状維持でしょうが、1%は現状打破して才能開花する可能性が、なきにしもあらずですから。

芸人さんとか、漫才以外でも才能開花する方が多いじゃないですか。「ピース」の又吉直樹さんとか、渡辺直美さんとか。優秀な人は副業することで、自分の幅を広げていくんですよ。