仕事とプライベートの垣根なんて要らないんじゃね

そろそろ疲れが溜まり始めるであろう新社会人の皆さんに向けて。

「オンオフのメリハリが大事」という言葉は耳にタコができるくらい聞いていると思いますが、あれ、鵜呑みにしない方が良いですよ。

メリハリをつけると落差で消耗する

仕事用の自分とプライベート用の自分を使い分けるのって疲れませんか?

オンオフのメリハリをつけるには、仕事とプライベートを意図的に分ける必要があります。

仕事中はSNSを見るのを我慢したり、プライベートでは仕事のことを考えないようにしたり。意識してコントロールしないと、完全に切り替えるのは不可能ですからね。

いちいち気を遣って切り替えて消耗するくらいだったら、いっそのこと仕事とプライベートをフラットに考えた方が楽だと思いますけどね。

敢えてめんどくさいことを自分に課すなんて、どんだけドMなんですか?

公私混同は良いこと

「仕事と私どっちが大事なの!?」…愚問選手権日本代表ですね。

そもそも仕事とプライベートって土俵が違うから、比較するのは不可能なんですよね。ただ、どちらも大切です。

カテゴリは違えど同じ「大切なこと」なんですから、どちらにとっても有益になるような行動をすることで、人生はもっと豊かになります。

そういった意味では、公私混同はどんどんするべきだと考えています。

たとえば仕事でWeb系アプリを作っていて趣味でブログを運営している人は、仕事で得たWeb系アプリの知識を活かしてサイトを最適化できます。

ブログを運営することで得た文章表現能力やWebの知識は、仕事での書類作成やSEO対策に活用できます。

こうなると仕事も趣味もメキメキ上達することでしょう。公私混同による相乗効果ですね。

せっかく大切な仕事とプライベートを両立しているわけですから、何かしら接点を見つけてお互いを掛け算できるように工夫しましょう。

掛け算か足し算か。この差は大きいですよ。1年も経てば、器用にやっているか否かの差は顕著に現れます。

こうやって格差が生まれていくんですねぇ…。怖いなぁ。

大切なことを掛け合わせて続けるだけ

仕事もプライベートも同じ「大切なこと」なので、わざわざメリハリをつける必要はないです。

寧ろそれぞれをどう連携させてより高い相乗効果を生み出すか?の最適解を模索してトライ&エラーを繰り返すなど、公私混同していった方が人生は豊かになると考えています。

「オンオフのメリハリが大事」「公私混同をしない」という言葉は、これをサボっている、もしくは諦めた人の戯言に過ぎないので、ガン無視でいいでしょう。

今は何にでも価値を見出すことができ、それで大きな利益を生み出せる時代です。原始人はほっといて、我々は今を生きましょう。