優れたクリエイターは「お金は汚い」観念を無視してお金を稼いでください。
ファンクラブなどの有料コンテンツを展開した途端に「失望した」「ファン辞めるわ」と騒ぎ立てる人がいますが、あれ、本当のファンじゃないので無視しましょう。
なぜ自分の好きなコンテンツを提供してくれるクリエイターを、資金的な意味でも応援できることに対して失望するのか?理解に苦しみます。
むしろ今まで以上に彼らを応援できる要素が増えるし、提供されるコンテンツも充実するんですから、喜ぶのが普通ですよね。
そもそも、有料コンテンツによって資金を回収して、より良いコンテンツを提供しようとする姿勢はクリエイターの鏡ですよ。
それでも多くの人が有料コンテンツに対して「失望した」「ファン辞めるわ」と騒ぐのには、ある理由があります。
彼らは本当に失望しているんじゃなくて、身銭を切るのが嫌なだけなんですよ。お金がないから心にも余裕がなく、有料コンテンツに難色を示します。
でも、いくらお金がなかったとしても、毎月数百円の会員料金を払うのなんて、小学生のお小遣いでも出来るじゃないですか?
ましてや大人ともなれば、毎月数百円の出費なんて痛くも痒くもないじゃないですか。月に1回だけ牛肉を我慢して鶏ムネ肉を食べれば、難なくやりくりできます。
それなのに有料コンテンツを毛嫌いしている人って…。昔からある「お金は汚い」観念に縛られている人間なんですよね。
学生や浪人生を見ると反射的に「そんなことをしているヒマがあったら勉強しろ」と言う人と同じで、「お金は汚い」という観念から有料コンテンツを反射的に否定するんです。
特に今は無料で何でも楽しめる時代ですからね。YouTubeしかりSNSしかり。それを可能にしている企業の広告や案件の力は偉大です。
ホリエモンこと堀江貴文さんをはじめ、多くの著名人も「近い将来あらゆるモノが無料になるだろう」と予測しています。
そんな時代の流れも相まって、今後も「お金は汚い」観念を持った人がもっと増えていく傾向にあるでしょう。
誰にでも「価値のあるコンテンツ」は作れる
様々なモノが無償化されているこれからの世の中では、「本当に価値のあるコンテンツ」にしかお金が集まらなくなります。
前述した通り「お金は汚い」観念を持った人も、ますます増えていくことでしょう。
…こう言うとコンテンツを作ることのハードルがどんどん高くなっていく気がしますが、自分はそうは思っていません。
というのも、誰にだって素晴らしい個性があるんだから、ちゃんと努力すれば「価値のあるコンテンツ」は作れると思うんですよ。
絶望的に頭が悪くても、それを面白おかしくキャラクター付けして動画を作ったり、タレントとして番組に出演すれば、それは間違いなく「価値のあるコンテンツ」になります。
「自分には何もできない!」と言う人が、やりたいことを見つけてゼロから始めて上達していく過程を動画やブログで記録していけば、その人の生き方そのものがコンテンツになります。
要は「自分をコンテンツにする努力」をすれば、誰でも「価値のあるコンテンツ」を提供できるクリエイターになれるんですよ、という話です。
人間は生きているだけで面白いんですよ。じゃなかったら、親は子供の成長の過程を写真や動画に収めようとしないじゃないですか。
みんな、もっと自分の生活をコンテンツ化した方が良いですよね。
そうすれば誰にだってファンができるし、自ずと面白い生き方をしようと試行錯誤せざるを得ないので、基本的に良いことしかありません。
そしてファンが沢山ついて、自分のできることの幅を広げてコンテンツを充実させたいからこそ、手段として「有料コンテンツ」を提供するんです。
…いかがでしょう?あからさまなボッタクリやファンからの金の巻き上げを除けば、基本的に有料コンテンツは前向きでクリエイティブな意志の表れなんですよ。
それを否定するなんてとんでもない!「お金は汚い」観念こそ、汚い心の表れですよ。
最後に
人はいつまで「お金は汚い」観念に縛られるんでしょうか。
コンテンツを提供するクリエイター側は、お金が欲しいから有料コンテンツを提供しているわけではありません。
自分の身銭を切るのが嫌だからというケチな理由で、やりたいことが明確にあってそれを実現しようとしているクリエイターを否定する人は、本当のファンではありません。
有料コンテンツを展開した途端に「失望した」「ファン辞めるわ」という人は、所詮その程度だったと見切りをつけましょう。
そういう人は有料コンテンツを展開しなかったところで、飽きたら勝手に離れていきますから。彼らはメンクイ・ヤリ◯ンなんですよ。
そんなのより、一途で尽くしてくれるファンに対して、精力的な活動やコンテンツを提供することで誠意を見せることこそ、クリエイターにできる唯一かつ最強の恩返しですからね。