初代Apple Watchを発売日以降ほぼ毎日使っていた俺が普通の時計に戻した結果…

2015年4月24日に発売された「Apple Watch」を発売日に購入し、今まで毎日のように着けてきた自分ですが、ふと「Apple Watchって本当に必要なの?」という疑問が湧きました。

どんなに便利なものでも、逆に不便なものでも、日常に溶け込むとそれは当たり前になり、ありがたみや煩わしさを感じなくなるものです。これを「思考停止」とも言いますね。

そこで、自分は本当にApple Watchに「ありがたみ」を感じているのか?について好奇心が湧いたので、実際にApple Watchを外して生活することで実験しました。

初代発売から毎日Apple Watchを着けていた人が普通の時計に戻すとこうなる

1.腕時計の充電を気にしなくていいのは楽

まずはじめに感じたのが、「腕時計の充電を気にしなくていいのは楽」ということです。

スマートウォッチの類いを利用したことのない方からすると「何いってんだこいつ」と思われそうなので説明します。

Apple Watchはじめスマートウォッチはバッテリー駆動の電子機器ですので、こまめな充電が必要です。

自分が使っていたApple Watchはフル充電しても12〜14時間くらいしか電池が持たなかったので、毎日充電しないといけません。

よって充電を忘れて朝を迎えたら最後、その日は時計としての機能を満たさないガラクタになってしまいます。

しかも出張や旅行の際には充電器を持ち歩かなければいけません。出張や旅行が多い自分にとっては、これが特に煩わしかったです。

しかし普通の時計に変えた今、それらからは全く解放されました。最高です。

2.電話が来ると反射的に時計を見てしまう

これは3年半の習慣がそうさせているのですが、着信があると反射的に時計を見てしまうクセが抜けません。

というのも、Apple Watchは着信があると振動でそれを伝えてくれて、誰からの発信か?をディスプレイ表示してくれます。

最近のスマホは振動が弱く、電話が来てもApple Watchの振動でしか気づくことができなかったことから、着信があると反射的に時計を見るクセがつきました。

ただ、iPhone XSは振動が強くApple Watchなしでも着信に気づくことができます。

そのため、Apple Watchを外したことによって着信を無視してしまうという失態は今のところありません。

3.機械式腕時計かっこいい

Apple Watchは前衛的でカッコいいデザインですが、個人的にはクラシカルな機械式腕時計の方がしっくり来ています。

また、緻密なメカが揺れ動くことで時を刻んでいく様は見ていて飽きないので、そこも気に入っています。

もちろん個人の趣味の問題ですが、自分的にはデザインとしては機械式腕時計の圧勝ですね。

個人的に時計は「時間を確認するため」ではなくアクセサリー的な意味合いが強いです。

そのため、正確な時を刻むApple Watchよりもラグジュアリーな機械式腕時計を着けていきたいですね。

結論:Apple Watchは便利だけど無くても困らなかった

色々書きましたが、結論としては「Apple Watchは便利だけど無くても困らなかった」です。

確かにスマホを取り出さずに通知を確認できたり、LINEの返信ができるのは便利です。

しかし、充電問題などのデメリットを考えるとその恩恵を感じることはできないというか、寧ろ煩わしさの方が大きいな、と個人的には感じました。

…ということで、今後はApple Watchではなく自動巻の機械式腕時計と一緒に時を刻むことになりました。Apple Watch、3年半ありがとう。