【ズートピア】負のエネルギーの恐ろしさ

人間で言うところの「人種差別」を題材にした映画ですね。差別から生まれる恨み・憎しみの負のエネルギーの強さと恐ろしさの描写が痛烈で、終始圧倒されました。

また、言葉は使い方によって本人の意図と異なる伝わり方をしてしまい、不本意でも大切なものを壊してしまうシビアなコミュニケーションである、といったメッセージ性を感じました。

さらに、ウサギ初の新米警官「ジュディ」と、詐欺師のキツネ「ニック」のドタバタコンビが、何とも可愛らしいです。アニメーションの男女特有の、ナチュラルなイチャイチャ感がキュンときます。

 物語の後半の予想だにしない怒涛の展開が、テンポ良く進んでいく歯切れの良さが心地良く、観ていて痛快な作品でした。

 

ズートピア (吹替版)

ズートピア (吹替版)