絵を描くのが好き


実は中学二年までは、自分は漫画家になると本気で思っていました。小さい頃から毎日のようにイラストやマンガを書いていましたし、それがこの上なく楽しかったので。

小さな紙にマンガを描いて、それをホチキスで留めた単行本とか、よく作ってましたねぇ。実家にはまだあるんじゃないかな?嗚呼、懐かしや。

まぁ、そのすぐ後にプログラミングに出会い、そこで絵を描くことはパッタリ辞めてしまったんですけどね。だから画力は中二病の頃のまま。練習しなきゃね。

とにかく、絵を描くのって楽しいよね!

絵師は観察力がすげぇ

動物を見た後に特徴を聞くと、普通の人は数個くらいしか言えないのに対して、美大生は何十個もの特徴が言えるそうです。

つまり、絵を描くことで視覚的な観察力が身につくんですよね。

普通に生活していれば陰影や服のシワの入り方なんて気にしませんが、絵師さんは穴が開くほどよく観察しながら、それを描きますからね。

自然と観察力が身に付いて、繰り返しそれを描くことで特徴を熟知し、表現力が豊かになるんですねぇ。尊敬しますわぁ…。

仲良し同士で似顔絵を描けたら絶対楽しい!

カリカチュア」って、露店とかショッピングモール内とかで、よくあるじゃないですか。その人の特徴を思いっきりデフォルメした似顔絵を描いてくれるアレ。

カリカチュアまではいかなくても、親しい間柄でお互いの似顔絵を描けたら、絶対楽しいですよね。お酒を飲みながらひたすら相手を描く会とか、マジやりたい。

現実には存在しないモノが自由自在に描ける

思い通りに絵がかけるってことは、もはや二次元の創造者、つまりは神ですよ。画力があれば、イメージしたモノは何でも描けますからね。

個人的に、現実では絶対にあり得ないようなファンタジーが大好きなので、そういった作品を創作している方は、自分にとっては神ですね。

設定が緻密に作り込まれていると、現実では絶対にあり得ないのに主人公に感情移入してその世界観にのめり込めます。

そうやって物語の世界に入り込むことができるのも、ファンタジー作品の魅力ですね。

以前の記事でも書きましたが、ファンタジーと言えば、最近はやっぱり『メイドインアビス』が好きですね。

世界観はもちろんですが、画風も凄く好きです。つくしあきひと先生のような、繊細で可愛い絵を描きたい。練習しなきゃね。

「ナナチ」「君はかわいいですね」。

絵は漢字と同じ

「絵は漢字と同じで描き方(特徴)を覚えれば描けるようになる」とどこかで読んで、なるほどなー、と思いました。

漢字はそれぞれ部首があり、「象形・指事・会意・形声・転注・仮借」の6種(六書:りくしょ)の原理に従って造られています。

漢字が書けるということは、それらの書き方や配置を全て覚えているからですよね。

絵でも同じことが言えて、例えば人物やキャラクターが書けるのは、毛の描き方・目の描き方・鼻の描き方・口の描き方・輪郭の描き方、…などを全て覚えているからですもんね。

上記を理解したとき、自分は絵を描くハードルが良い意味で下がりました。「絵は漢字と同じ」とは、金言ですね。どこの誰が言っていたかは忘れましたが。

超絶画力の絵師さんの作品を見ると自分のレベルの低さにガッカリする方も多いと思いますが、彼らは高学年で画数の多い漢字の書き方を知っているだけです。

対して自分たちはまだ低学年で、画数の少ない漢字しか知らないだけ。これからどんどん漢字練習帳を使って、難しい漢字を覚えていけばいいんですよ。